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ちゅんちゅん・・・ちゅん・・・・
蔵「(ずずー・・・)ん、良し、みそ汁ができましたね。そろそろ起こしますか。」
蔵「修羅、朝ですよ、起きてください。」
修「うーん・・・あさ・・・?」
蔵「そうですよ、だから起きて顔洗って朝ご飯にしましょうねv」
修「ふぁ~い・・・うーん、よく寝た~。」
蔵「修羅は駄目オヤジに似ないで良い子ですね。さてと・・・」
黄「う~ん・・・くらま・・・」
蔵「黄泉、朝ですよ、起きてください。」
黄「ん~・・・あと五分だけ・・・」
蔵「・・・・・あと一秒で起きないと離婚しますよ?」
黄「冗談を・・・そんな事言って、俺が好きでたまらないく・せ・にvv」
蔵「・・・永遠の眠りにつかせましょうか?名前の通り黄泉に佐川急便で送りますよ?(笑顔in絶対零度)」
黄「おはようございます・・・」
蔵「さっ、さっさと顔洗って来て下さい。修羅はとっくに起きてますよ。俺に似て良い子ですから。」
黄「・・・・・」
修「あっ、パパおはようvv」
黄「ああ、おはよう。」
蔵「ほらほら、のんびりしてると仕事に遅れますよ?」
修「あっ、今日卵焼きだvv」
蔵「ふふ、修羅は卵焼き好きですからね。」
黄「やはり日本の朝はみそ汁に限る・・・ずずー・・・ん?蔵馬、今日のみそ汁ちょっとしょっぱくないか?」
蔵「そうですか?いつもと同じ分量ですよ?」
黄「いや、やはり今日のはしょっぱい。」
蔵「それはあなたの舌がおかしいんでしょ。俺のだしとみその計量は完璧です。」
黄「何!?俺の舌がおかしいだと?だいたいネギも入っていないではないか!!」
蔵「失敬な。ちゃんとネギは入ってるでしょ。」
黄「俺はみそ汁は万能ネギがいいのだ!!」
蔵「いい年こいて駄々こねないでくださいよ。みっともない。」
黄「いい年なのは貴様も同じだろうが!!」
蔵「あなたは年と見た目が一緒でしょ。俺は確かに年は取りましたけど見た目はあなたの当社比100倍は若いんですから。
メンズエステでも行って来たらどうです?」
黄「貴様・・・それが亭主に向かって言う言葉か・・・?それでも俺の嫁か!!」
蔵「あなたの嫁だからこうなんでしょうが。嫌ですね、姑みたいに人の料理にケチをつけて・・・」
黄「貴様も嫁ならたまには裸エプロンで「あなた、朝ですよvv」くらい言ってみろ!!新婚の頃は・・・
って一度もそんなシチュエーション無かった!!」
蔵「何で俺がそんな事しなきゃいけないんです。あなたが部下達の前でバニーガール姿で頼んだらやってもいいですよ。」
黄「・・・・・・・それじゃあ・・・」
蔵「ちなみに本気でそんな事したら抹殺しますがね。」
黄「・・・お前も陣のトコの凍矢を見習ったらどうだ。あんなに夫に尽くしていて立派だとは思わんか?」
蔵「陣が凍矢に優しいからでしょ。あなたが一体俺に何をしてくれると言うんです?」
黄「俺は優しいだろうが!!昨日だって一昨日だってみそ汁はしょっぱかったんだぞ!!
それでもお前に気遣って言わないでおいたんだぞ!!優しいだろうが!!」
蔵「押しつけがましいですね。」
黄「俺だっていろいろ言いたくてもお前を傷つけないように黙って我慢してるんだぞ!!」
蔵「俺の心はあなたの一言で傷つくほどやわじゃない。って言うよりあなたの発言に俺にダメージを与える威力は無い。」
黄「全く、ああ言えばこう言ううんちく嫁め!!」
蔵「だったら言わせてもらいますけど毎日毎日パンツ裏返しで洗濯機に入れないでくださいよ!!
いちいちあなたの汚いパンツを見てつまんで表に返さなきゃならないこっちの身にもなって頂きたいですね!!
同じ洗濯機で洗うのもおぞましい!!」
黄「貴様、亭主のパンツをつまんでたのか!?」
蔵「つまむだけありがたいと思って欲しいものですね!」
修「蔵馬ママ、けんかしちゃダメだよ~。」
蔵「修羅・・・」
黄「修羅・・・すまん・・・変なトコを見せてしまったな・・・」
修「だってパパに勝ち目ないんだもん。」
黄「しゅ、修羅!!」
蔵「全く、子供に悪影響な夫ですね。ねー、修羅?」
修「ママ、パパ弱いんだからあんまりいじめちゃダメだよ?」
蔵「分かった?ダメ亭主。」
黄「うっ・・・うわああああん!!!実家に帰ってやるー!!」
蔵「実家はここでしょうが。」
修「あ~あ、パパどっかいっちゃった。」
蔵「いいんですよ、お腹がすけば帰って来ますから。」
修「じゃあパパの分の卵焼きもらっていい?」
蔵「ええ、どうぞ。多分黄泉は躯のトコに行っただろうから後で引き取りに行きましょうね。」
修「はーい。」
躯「なるほど、話はよく分かった。」
飛「だから」
躯・飛・百足の乗組員「「「帰れ。」」」
黄「満場一致で言うな!!」
躯「仕方ないだろ。本音なんだから。ここではお前と悪霊は退散なんだ。」
黄「いくら敵同志とは言え傷ついた俺にもう少し優しくしてくれたっていいだろ・・・」
躯「何でオレがお前らの夫婦関係に関わらなければならないんだ。」
飛「蔵馬を嫁にしたのが悪い。何千年も付き合ってて何故あいつの性格を見抜けないんだ?」
黄「そうは言ってもやはり可愛いからな・・・寝顔なんてもぅvvv」
躯(付き合ってらんねぇ・・・)「何でもいいからさっさと引き取らせに来い。」
蔵「お邪魔します。黄泉こっちに来てませんか?」
修「やっほー、躯vv」
躯「よぉ修羅、良く来たな。キツネ、さっさとそこの粗大ゴミ持って帰ってくれ。」
黄「嫌だ!帰ったってしょっぱいみそ汁を飲ませられるだけだ!」
飛「いや、だから帰れ。」
修「パパ、帰ろーよ。」
黄「修羅・・・」
躯「ホラ、息子が帰って来いって言ってるんだ。だから帰れ。」
黄「・・・嫌だ!あんな亭主の威厳も尊厳も無い家だなんて!!」
修「パパ・・・ママより弱くてもパパはパパだよ・・・?」
黄「修羅・・・ああ・・・なんて良い子なんだ・・・でもパパにもプライドが・・・」
躯「嫁の方が強いなんて今の時代反映してていいじゃないか。」
飛「ここにいてもいいが躯の壮絶な飯を食わせられるぞ?それでもいいのか?」
黄「さぁ!!蔵馬、修羅!愛の巣へ帰ろうか!!」
躯「ああ、二度と来ないでくれ。」
蔵「全く、手の掛かりすぎる亭主なんだから。帰ったら風呂とトイレと庭の草むしりと買い物してくださいね。」
黄「はい・・・」
修「やっぱりパパは立場が弱いね♪」
飛「やっと帰ったな。ここは悩み相談室ではないんだぞ。」
躯「そうだな。・・・時に飛影。」
飛「何だ?」
躯「オレの手料理、味わってみるか・・・?」
飛「うっ・・・・」
えー、この話は突発的に思いついたと言いましょうか何といいましょうか、
気の向くままパソコンに直接打ち込んだ話でして、ノリですよノリ。さらっと読んでやって下さいまし。
初の黄×蔵と言う事で・・・ここのサイトでは鈴木と黄泉がかわいそうですね・・・
二人のファンの方御免なさい・・・そしてちっとも黄×蔵になってない・・・ ~殿~