凍「おい、朝食の卵どうする?」
陣「オラ卵焼きがいいだ!甘いヤツ!」
鈴駒「オイラはゆで卵とトーストがいい。」
酎「卵と言えば卵かけご飯だろ。」
鈴木「私はオムレツを希望する。」
凍「みんな気持ち良いぐらいバラバラだな・・・どれか一つにしてくれ、面倒だから。」
陣「ちなみに凍矢は何がいいだ?」
凍「半熟の目玉焼き。」
酎「あー、ダメだ。俺完熟派。」
鈴駒「ゆで卵なら一気に作れるよ。オイラ半熟派。」
凍「俺はゆで卵は完熟派だ・・・」
陣「見事にバラバラだべ。でもオラは卵焼きがいいだ。」
酎「俺甘いのはパス。」
鈴木「はっはっは!!!ならオムレツにしようではないか!各自おのおの好きなモノを掛けて食べるが良い!!
私はケチャップで『死々若vvv』と書くがな!」
凍「六枚も焼いてられん。」
陣「オムレツは好きだけどご飯のおかずにはならないべ。」
鈴駒(陣に主食とか副菜の感覚あったんだ・・・)
陣「あっ!オムライスもいいだな〜。」
凍「それは夕食にしような。」
酎「なら卵かけご飯でいいじゃねぇか。凍矢も楽だしな。」
鈴木「嫌だ!私はあの黄身にくっついているカラザとドロンとした部分が美しくなくて嫌いだ!!」
凍「俺も生卵はちょっと・・・」
鈴駒「死々若、さっきから何も言わないけど死々若は何がいいの?」
死「あじの開き。」
鈴木「死々若!!今は卵の討論をしているのだぞ!!何でお前はそう協調性が無いのだ!?」
死「日本の朝にあじの開きは普通だろうが!貴様の様な服装センスの持ち主に協調性がどうとか言われる筋合いはない!」
鈴木「何を常識に捕らわれている!!少しは世の常というモノを覆してみろ!!」
死「朝食の定番を無理矢理覆してどうなる!?」
凍「どーでもいいが早く決めよう。このままでは昼食になってしまう。」
酎「だ!か!ら!一番早くて簡単な卵かけごはんだ!!」
鈴木「バカを言え!!貴様はあんな気色の悪いモノをこの私に食せと言うのか!?私は納豆だってゴメンだ!!」
陣「あーー!!こうなったら卵かけご飯も目玉焼きもオムレツもゆで卵もあじの開きも卵焼きもみんな食うだ!!」
凍「陣!これ以上うちのエンゲル係数を上昇させるんじゃない!!」
鈴木「だいたい酎は変だぞ!何故目玉焼きにソースをかけるのだ!普通は塩コショウか醤油だろうが!!」
酎「うるせぇな!いいだろ何かけたって!」
鈴木「貴様が掛けているのはブルドックトンカツソースだろうが!!あのソースはトンカツのためのソースなんだぞ!」
酎「なら食卓塩は食いモンにじゃなくてテーブルに掛けろよな!!」
鈴木「だいたい貴様は変だ!納豆に砂糖も入れるし!あれじゃあ何のために醤油を入れてしょっぱくしたのか
さっぱりきっかり分からんぞ!」
酎「おめぇだってみそ汁の豆腐は絹ごしじゃなきゃ嫌だってわがままこくじゃねぇか!だしだってカツオだしじゃないと
文句たれるし!姑かっつーの!!」
陣「オラ木綿も絹ごしも好きだぞ〜。すき焼きの時は焼き豆腐〜。」
死「そういえばこの間だのすき焼きの時、しらたきの隣に肉を入れただろ鈴木。だから肉が固くなってしまったんだぞ。」
鈴木「陣だって牛肉ばっかり食べたじゃないか!」
凍「違う。陣は肉もネギも春菊もえのきだけも豆腐もしらたきもうどんもたーくさん食ったんだ。最後の汁までな。」
死「最後は味のしみついた鍋まで食べようとしてたな。」
鈴駒「あー、もう!!本当にお昼になっちゃうよ!」
鈴木「分かった。こうなったら私が朝食を作ろう!待っていろ!」
死「させるか!そんなこと与党が強行採決したって止めてやる!!」
鈴駒「台所はラボじゃないんだからね。」
凍「鈴木に台所に入れるのと陣に包丁を持たせるのは同じくらい危ないからな。」
酎「ウオッカのストレートとスッポン一気に食うようなモンだからな。」
鈴駒「デート前にニラたっぷり餃子と本場韓国キムチを食べるようなモンかな?」
陣「餃子もいいだな〜。」
鈴駒「陣は何でもいいんじゃないの?」
鈴木「仕方がない。朝からというのは何だが・・・」
死「何だ?」
鈴木「お前を食べるvvv!!陣も凍矢を食え!」
陣「へっ?」
死「朝も昼も夜も貴様なんかに食われてたまるか!」
鈴木「そんな!夜もだなんて!!それは殺生だぞ死々若!」
死「知るか!」
陣「凍矢ー、オラ凍矢を料理なんてできねぇだよ?」
凍「素で聞くな・・・」
鈴木「生でイクのだよ生でvv」
死・凍「断頭台にクール宅急便で送るぞ・・・?」
鈴駒「それって遺体遺棄じゃ・・・」
酎「いや、不法投棄だろ。」
鈴木「ふん。いいもーんだ。寝込みこっそり襲うから。陣、一緒によん・・・」
死「陣を悪の道に引きずり込むな!!」
陣「よんなんだって?」
凍「陣、それは必要のない知識だ。」
陣「トリビア?」
鈴木「えーい!こうなったら茶碗蒸しにしてくれ!」
凍「どーいう方向転換だ!?」
陣「じゃあオラちらし寿司にするだ!!」
鈴駒「じゃあオイラだって卵豆腐にする!!」
酎「だったら俺だって卵酒だ!」
凍「いい加減にしないか!朝飯かき氷にするぞ!!」
陣「かき氷はおやつがいいだ〜。」
死「で、結局どうするんだ?」
凍「よし!」
陣「なんかいいの浮かんだだか?」
凍「チャーハンにする!!」
一同「「「「「さんせーい!」」」」」
なんだかんだ言って結局仲良し(!?)な六人衆でした♪