『ラジオ小説第二弾』


鈴木「レディスエンドジェントルメン!!今夜は記念すべき第一夜そして司会は美しい魔闘家鈴木!!

共に素敵な夜を過ごそうではないか!!」

※深夜放送と言う設定

死「全国の皆さんこんばんわ。そして鈴木に永遠にさようなら。ゲストに呼ばれた鈴木駆除対策室長死々若丸です。」

蔵「同じく全国の俺のファンのみんなこんばんわ、無能な上司にさようなら。蔵馬です。

今夜は俺達のためにあなたの睡眠時間を分けてくださいねv」

凍「夜分遅くにすまない。赤字の無い家計簿に出会いたい凍矢です。」

鈴木「今宵はこの美形カルテットのお兄さん達がお相手だ。」

蔵「ちょっと、トリオでしょ?誰か他にいるんですか?四人目。」

鈴木「四人目は私に決まっているだろう!!」

死「何勝手に強行採決してる。」

凍「与党の必殺技を使うな。」

鈴木「うおっほん!!とにかく私は美しい!!それでいいんだ!!」

死「ちっとも良くない。」

蔵「まぁ、こんな会話だけで朝になりそうだからさっさと進めてください司会さん。」

鈴木「匡那(まさな)ちゃんからのお便りだ。えーと、

『〇〇君(さん)の、「こんなことで困っている」というのがあったら教えてください^^ 』

だそうだ。うーん、困った事・・・私は美しすぎる事かな?」

死「貴様には聞いてないだろ。」

鈴木「ではお前達の困っている事を包み隠さず話してもらおうか。」

蔵「そうですねー・・・」

凍「困っている・・・」

死「と言えば・・・」

鈴木「と言えば?」

死・凍・蔵「「「とりあえずお前。」」」

死「と言うか俺はお前だけだな。困っているのは。」

鈴木「トリプルで私を指すな!!しかもとりあえずって私は居酒屋のビールか!?」

死「そんな高級な物じゃないだろ。勝手に自分をランクアップさせるな。」

凍「お前には冷えたビールのように仕事から疲れて帰ってきた父親を癒す(いやす)力はない。」

蔵「むしろ疲労蓄積(ひろうちくせき)に一役買ってますよね。」

鈴木「とにかく!!そんな回答ではリスナーは納得せん!!もっと気の利いた(きいた)困り事はないのか!?」

凍「どんな困り事だそれは・・・」

鈴木「凍矢、お前なんて悩みのかたまりみたいだぞ?家計がつらいとか壁の黄ばみが取れないとか。」

凍「そうなんだ・・・卵は値上がりするしいろんな災害で野菜は価格安定しないし牛肉はますます遠い世界の存在になるし

酎の足は訴訟もんの臭さだし陣の胃袋はブラックホールだし・・・うぅ・・・」

蔵「何とも家庭的なと言うか主婦の悩みですね・・・」

死「泣くな凍矢・・・タイムサービスのお一人様一点商品には必ず付いていくから・・・」

鈴木「そうだ。何なら私のセクシービームで店員を悩殺させ商品を頂くと言う手もあるぞ。」

死「効果無いだろ。むしろ吐き気を催すだけだ。まぁ、気持ち悪くてお手上げと言う形でなら商品くれるかもな。」

鈴木「・・・・・では蔵馬はどうだ?」

蔵「そうですねー、俺はどっちかと言うと悩むと言うより、全国の女性を悩ませてる・・・かな?なんてね。」

凍(良く真顔で言えるな・・・そんなセリフ・・・)

死(鈴木といい勝負だ・・・)

鈴木「そうなんだ、私もこの美貌(びぼう)のせいで夜も眠れない婦女子がいるかと思うと胸が締め付けられる様に切ないのだよ・・・」

死「心配ない。お前の顔見てみんな3秒で意識を失う。」

蔵「うーん、そうだな、しいてあげるならやっぱり黄泉かな?」

鈴木「セクハラとか?」

死「それは貴様もだろ。」

凍「あり得るな。あいつなら。」

蔵「いえね、給料がせこいんですよ。そりゃあ、派遣みたいな雇用方法ですけど、この俺が頭脳と力を提供しているって言うのに・・・」

やっぱり会計と経理は俺が仕切らなきゃダメですね。」

死(よく考えたらコイツにセクハラしようものなら何されるか分かったモンじゃないな・・・)

凍(耳からきゅうりが生えてきたりとかな・・・もしくは頭にハゲマスの種を植えられるかも・・・)

※ハゲマスとは、植えられた人物の髪の毛を養分代わりの根っこにし、終いにはその人物の毛髪がすべて無くなり

はげてしまうと言う殿が勝手に考えた種の名前である←それがどうした!!

鈴木「それでは死々若は?まぁ、聞かなくても、私への恋で悩んでいるのだろvv?」

死「は?何故俺がそんな下らないことに悩まなければならないんだ?」

凍「そんな事をどうやって悩んだらいいかと言うことに悩むな。」

鈴木「全く、死々若は照れ屋さんな・ん・だ・か・らvvまっ、そこがまたいいのだがvv」

死「ああ・・・本当にな・・・照れすぎてお前を照り焼きにしてやりたくなったよ・・・」(鉄板用意)

鈴木「死々若!!ダメだ!!まだ小麦色の肌になる季節には早い!!諸君!!UVケアはこまめにな!!」←逃走

凍「あいつ司会業放り出して行ったな・・・」

死「何、すぐにつかまえて炭焼きにしてくれるわ。」

凍「次にあいつに会うときはスミパン(こげぱんよりさらにこげたパン)より焦(こ)げてるだろうな・・・」

蔵「匡那ちゃん、お便りどうもありがとねvv俺達はこれから悩み解消に行って来ます。匡那ちゃんは良い夢を見て下さいね。」

凍「明日は火曜の市・・・明後日は二十日はジャ○コ・・・卵はお一人様一パック ・・・タイムサービスは5時・・・匡那も何かお買い得情報があったら連絡頼む・・・」←チラシに赤丸チェック

死「おやすみ匡那。そして俺はこれから鈴木を眠らせてくる。(永久に)」


※この放送は、『よ〜く汚れが落ちルンタッタ♪』でお馴染みの『黄泉洗剤』でお送りしました。