『ラジオ小説第二弾』


黄「やぁ、諸君こんばんわ。セレブという単語がこよなく似合うダンディズムファザー・黄泉です。」

蔵「誰がセレブですか。セレブと言うよりおならブーみたいな顔して。」

「どんな顔だ!!」

蔵「だからそんな顔。」

黄「・・・・・」

蔵「えーと早速こんなアホ親父に付き合ってないで、こなみちゃんから、

『黄泉さんはなぜ皆さんに いじめられるのですか? 教えてくださいvv』

だそうです。」

黄「あっさりと過激質問を・・・」

蔵「別にいじめてませんよ?ちょっと口が悪くなるのはそこに愛があるからですよ。」

「そんな愛欲しくないわ!!」

蔵「そりゃあ欲しがる様になったらただの変態パパですよ。まぁ、そんなにビシバシやって欲しいって言うなら

こちらも願ったり叶ったりですけど。」(ムチスタンバイ)

黄(この毒舌マッシーンが・・・)

蔵「俺のどこが毒舌マッシーンなんですか。むしろLOVEマシーンですよ。」

黄「人の心を読むな!!何がLOVEマシーンだ!!毒を吐くために作られた様な口をしおって!!

この毒舌生産量魔界一!!」(二位は死々若?それとも躯様?)

蔵「あなたこそ俺に毒吐かれるような事するからですよ。この毒吐かられ率BEST1が。」

黄「どうして私の所にはまともな部下が来ないんだ・・・」

蔵「上司がまともじゃないからに決まってるでしょ。でも実際中間管理職って大変なんですよねー。

上司には怒られ下からも責められて・・・」

黄「ちょっと待て。誰が中間管理職だって?」

蔵「何言ってんです。あなたに決まり切っているでしょう?」

「私は国王だぞ!癌陀羅のトップ!!」

蔵「"元"でしょうが。でも俺達が盗賊をやっていた頃の関係はまだ清算されていないので継続中です。

それであなたの部下は書類上のみですが陣達と言う事ですよ。」

黄「まともに働いた事無いぞあいつら・・・」

蔵「どうしていじめられるか・・・うーん、俺は自然体で接してるつもりなんですがねー。」

黄「アレがナチュラルと言うならこの世にいじめなんて行為は存在しないだろうよ。」

蔵「あっ、ホラ。よく好きな子をいじめるって言うじゃないですか。照れ隠しで。」

黄「蔵馬・・・そんなに私の事を・・・」

蔵「でもアレ男女の場合だしなー。同性の場合は違うよな・・・」

「お前女の子みたいだからいいんじゃ・・・」

蔵「スミマセンねぇ、俺の耳よーく聞こえるんで・・・」

黄「ジョークだジョーク!!カルボナーラジョーク!!」

蔵「どんなジョークですかソレ。せめてカリブ海ジョークにしてください。」

「知るかそんなもの!!」

蔵「俺もです。さて、どうやってこの質問の答えたらいいものか・・・」

黄「うーん・・・やはり照れ隠しだと思うのだがな・・・鈴木と死々若みたいに。」

死「死々若の場合照れ隠しと言うより鈴木と言う存在を隠そうとしてますから。」

黄「消すの間違いじゃないのか・・・?

ならば浦飯と螢子君みたいな、こう素直になりきれないと言うか・・・vv」

蔵「あの二人は段階的に『恋人』と言う物を三段跳びでフルマラソンの距離を越えちゃった関係だから

もう夫婦みたいなもんですよ。最終形態のセルより完全に自然体です。」

黄「どんな関係だソレは。」

蔵「分かりましたよ、微妙な関係の印にコレあげますよ。」

黄「何だ?」

蔵「ハイこれ。GTO(ドラマ)の主題歌のCDです。今の貴方にピッタリの歌詞ですよvv」

黄「どこまでも限りなく嫌味な奴め・・・」

蔵「あっ、それ明日まで返してくださいね。延滞金取られちゃいますから。」

「レンタル!?」

蔵「まぁ、何だかんだ試行錯誤しながら答えを探してきましたけど、結論として言いたい事を言い合える仲って

事でいいんじゃないですか?」

黄「言いたい事言ってるのはお前だけだろ・・・・」

蔵「いいんですよ〜?遠慮せずに言いたい事言ってもvvその後のあなたの人生保証しませんけど。」

黄「触らぬ蔵馬に祟り(たたり)無し・・・」

蔵「みんなはお友達を傷つけたり、悪口を言っちゃいけませんよ?俺からのお・ね・が・いvvです。」

黄「みんな・・・報われないこの私に募金箱を・・・」

蔵「じゃあおやすみこなみちゃんvv・・・黄泉、さっきの女の子発言の続きと行きましょうか・・・」

「ぎょえ〜・・・・・」





蔵「ふっ・・・『キジも鳴かずば撃たれない』ってね・・・?」


※この放送は、『部下にいじめられたら相談して・・・ね?』でお馴染みの『癌陀羅ホットライン』でお送りしました。