『ラジオ小説第二弾』


躯「今宵も窓からこんばんわ、また司会にお呼ばれしたので司会進行を務めさせてもらおう。」

黄「やぁ、全国の眠れる森の美女諸君今宵も・・・」

躯「今夜の司会はこのオレがオンリーで務める。」

「私も呼ばれたのだ!!分かりやすく無視しおって・・・・」

躯「別に無視していない。元々視界に入ってないからな。」

鈴駒「どーも鈴駒です♪いきなりツッコミで悪いけどコレ見てる時点で寝てないよ?全国のお姉ちゃん。しかも森で聞いてる人まずいないし。」

修「修羅でーすvv今回初お呼ばれだよv」

黄「修羅!!今日はパパといっぱいおしゃべりしような!」

躯「と言うかこんな馬鹿に司会頼む奴の気が知れないぜ。」

修「そのお姉ちゃんとっても優しいねv」

躯「オラ、指名してもらってモタモタしてんじゃねぇよ。さっさとお便り読みやがれ。」

黄「・・・『はじめまして、あやと申します。 えっと、質問なんですけど 鈴駒クンと修羅クン、悩みとかあります?

私最近 悩みが多くて・・・(照れ) あと修羅クンに質問なんですけど お父さん(黄泉さん)の事はどう思っていますか?

それと最後に、鈴駒クンと修羅クン これからも頑張ってください! 応戦しています!』だそうだ。我が息子と部下に

ラブコール感謝する!!やはり私の息子ともなれば親に似て強く賢く・・・」

躯「さ、こんなろくでなし貯金無し男はほっといてもらった質問に答えてもらおうか?」

鈴駒・修「「はーい!!お便りありがと♪」」

躯「まずは鈴駒からだ。何か悩みが無いワケないだろ?」

鈴駒「もうすでにオイラが悩み持ちみたいにされてるけど、まぁね、まだ子供のオイラでも悩みだらけだよ。」

修「どんな?」

鈴駒「んー、例えば晩ご飯時に、まず酎が酔っぱらうと絡むでしょ?どさくさに紛れて鈴木が暴走するでしょ?それを息の根ごと

止めようとする死々若が刀振り回すでしょ?陣は何事もなくご飯食べ続けるでしょ?んで最終的にキレた凍矢が家ごと氷付けにして

風邪引くでしょ・・・」

黄「壮絶な夕食だな・・・」

躯「一般家庭ではお目にかかれない夕飯シーンだな。」

黄「そう言うお前のところだって一般家庭ではなかなかお目にかかれない壮絶な夕食が・・・」

躯「何だ?オレの手料理が食いたいって?」

黄「次!次は修羅!!何か悩みはあるのか?」

修「悩みか・・・うーん・・・」

黄「まぁ、パパがカッコ良すぎるとかv、将来パパみたいになれるかなとかvv・・・」

躯「足が臭すぎて授業参観に来させられないってよ。他の児童が逃げるから。」

「言ってないだろ!!」

修「躯大当たり〜vv」

躯「ほらドンピシャ。」

鈴駒「修羅の悩みって言うより癌陀羅全体の悩みだよね。」

躯「いや魔界全土だ。」

黄「私の足はクレヨンしんちゃんのひ○しか!?」

鈴駒「対等じゃない?」

黄「私だってあそこまで臭くない!!あれよりかはいくばくか香ばしい!!」

躯「えーと、何々?狐情報によると癌陀羅スーパーでファブ○ーズの売上が他店の数十倍・・・」

黄「・・・・・・・」

鈴駒「決定打だね。」

修「あとパパ水虫ー!」

躯「もうコイツらの悩みと言うよりお前を何とかしなければならんな。」

黄「やかましい!!お前はいつもいつも本題から話を逆走させおって!!こんなのではお便りをくれたあやさんに申し訳ないだろうが!!」

躯「だからといってお前の足の臭さは放置出来る問題じゃないだろ。公害に近いぞ。」

鈴駒「でもこの場合黄泉の言うことも一理あるよ。話を戻そ。」

躯「じゃあ二人とも他に悩みはあるか?」

修「はい!僕昨日食後のデザートにって取って置いたプリンパパに食べられた!!」

黄「うっ・・・すまん・・・冷蔵庫開けたらプリンがあって・・・プッチンの誘惑に勝てなかった・・・」

躯「プリンから最も遠い顔してるくせに・・・」

黄「顔の造形とプリンの間に相関関係なんかあるか!!」

鈴駒「でもプッチンってガラじゃないでしょアンタ。」

修「僕の・・・プリン・・・うっ・・・うぇええん!!」

躯「ホラホラ、泣くな修羅。この収録終わったらオレがプリンでも何でも食わせてやるから。鈴駒にもな。」

修「ホント!?躯大好き!!僕ジョ○サンのプリンアラモードがいい!!」

鈴駒「ホラ、アンタがプリン一個の誘惑に勝てないだけで父親の威厳丸つぶれだよ?」

黄「違うんだ・・・!アレが焼きプリンだったら誘惑に勝てたんだ・・・!!」

躯「プリンのせいにしてんじゃねぇよ。息子の物かすめとりやがって・・・」

鈴駒「そんな最後を締めくくる質問!修羅、お父さんの事どう思う?」

「プッチンプリンどろぼう!!」

「ああああああ!!」

躯「ふぅ、司会も二回目ともなると大分こなれてきたな。」

黄「何が司会だ!!ただ私に嫌がらせをしてただけじゃないか!!」

躯「嫌がらせしたのはプリンを盗ったお前だろ。プリンだって修羅に食われたかっただろうに・・・」

黄「プリンに誰に食われるかなんて選択権があるか!!修羅!何とか言ってくれ!!」

鈴駒「フルーツパラダイスパフェってのも美味いんだよvv」

修「イタリアント○トのイチゴショートもいいよね♪」

躯「すでにお子様の頭はスイーツで満タンだ。じゃあこんなオヤジはほっといて行こうか」

修・鈴駒「「わーい!!」」

黄「コラ!!もう夜中なんだぞ!寝しなに物を食べさせるな!!」

躯「何言ってんだ。魔界は夜でも人間界はまだ昼だぞ?」

黄「あやさん・・・こんな司会で、しかもこんな内容で申し訳ない・・・だが・・・

「私もプリンアラモードサンデーを食べに行く!!それではよい夢をあや殿!!私はプリンを!!」

躯「あっ、お前も行くんなら代金お前持ちな。」

どてっ


※この放送は、『私を売るのは止めて!!』でお馴染みの『黄泉売り新聞』でお送りしました。