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『ラジオ小説第二弾』


蔵「さぁ、今夜はと言うか、今夜も起きていられるか?と言う感じのお二人、飛影と躯をゲストに

迎える蔵馬です・・・えー、これから期待と伝統を裏切る事無く、寝ている二人を起こしたいと思います。

飛影ー、躯ー、起きてくださーい!」

躯「何だ・・・また呼び出しか?」

蔵「呼び出しというか、出演お願いします。お呼ばれですよ。」

躯「オレ達を呼ぶとは物好きだな。」

蔵「一日に寝てる時間の多い方が物好きですよ。ほら、飛影も起きてください。」

飛「・・・・・・・・・・」

蔵「全く、冬眠中の熊だってここまでしなくても起きてくるのに・・・」

躯「まるで熊を飼ってるみたいな言い方だな。とりあえずくすぐってみるか?」

蔵「そうですね、じゃあ脇腹から・・・こしょこしょこしょー。」

飛「・・・・・うっ・・・」

蔵「こらえてますよー。意外と効く人なんですね。」

躯「素直に笑うとかすればいいのに・・・こんな青汁飲んだみたいな顔しなくても・・・」

蔵「じゃあ次はこよりで鼻を・・・あれ?鼻どこでしょう?」

躯「こいつ目以外は小さくて可愛いんだよなー。えーと、ここだここだ。それ・・・こそこそこそー・・・」

飛「・・・ぐっ・・・はっ・・・はっ!!はぼぶっ!!

躯「あ、やっと起きた♪」

蔵「飛影、くしゃみって変に止めようとするとかえって何科の生物に属する生物か分からない声が出るんですよ?」

飛「俺は寝てただけだ・・・それの何が罪なんだ・・・」

蔵「俺を困らす事が罪なんですよ。あなたが起きてくれないと話が進まないでしょう?」

飛「お前は俺の寿命を止める気か?」

躯「先に黄泉だろ。」

蔵「えーと、じゃあ早速。ソラ様から、『躯様への質問ですv小説の中で飛影をスカウトした理由が自分より

背が低かったからと言ってましたが他にはどんな理由があるんですか?教えてくださいv

あ、それと今は飛影の事どう思ってますか?v(ちょっと年季の入って毛が立った筆

とは言わせませんv)』ですって。」

躯「スカウトした理由?そんなの決まってるだろ。」

蔵「おっ、一目見て気に入ったとか?」

躯「お前が一番似合うだろうってさ。」

飛(そ、それは俺がお前と・・・)

躯「あのむさい男だらけの空間でも別にチャラヘッチャラな奴と言ったら三人の中ではお前がピカイチだ。」

蔵「ああ、それは言えてますね。百足って強いけどごつい方ばかりですから。俺には全然似合わないですもんね。」

飛「だったら幽助でも良かっただろう・・・」

躯「あいつは雷禅の息子だろうが。それに、狐は黄泉と旧知の仲だし、結局余ってたのがお前だったわけだ。」

蔵「ある意味自然な成り行きですね。でも黄泉は旧知の仲じゃなくて俺の下僕です。はい。」

飛「・・・・・ふん、俺だって初めてお前を見た時薄気味悪くて不気味な奴だと思ったさ。」

蔵「何だ、お互い様じゃないですか♪」(拗ね(すね)てる拗ねてるvv)

飛・躯「「・・・・・・」」

蔵「それに『思った』って言うことは今は別の感情があるって事ですよね?(ニヤリ)」

飛「蔵馬・・・・(怒)」

蔵「そんな怒っちゃ嫌ですよvv」

躯「でもま、アレだな。」

蔵「何です?」

躯「残り物には福があるって言うからな。」

飛「何だ、その席替えの際に最後にクジを引いた様な言い方は・・・」

蔵「飛影、席替えした事あるんですか?」

躯「結果、オレにしては最高の残り物だったわけだが。」

飛「・・・・・・・(///)」

蔵「大当たりでしたか?」

躯「当たりも当たり、特賞、一等前後賞って感じさ。」

飛「・・・こっちだってあんな頭だけが取り柄と見せかけてただの親バカの男よりはお前の方がまだましさ・・・」

蔵「飛影、素直に言ったらどうです?それこそ、今はこうやって一緒に住んでるワケだし。」

飛「まぁ、確かにうるさい癌陀羅や雷禅の国に比べればここの方がいいがな。」

蔵「そうですよねー、癌陀羅なんて黄泉が国中盗聴してますし、雷禅のトコは華も何も無いし、そういう意味では

百足が一番いい環境ですね。」

躯「給料は低いがな。まぁ、衣食住は基本的にあるし、交通費もタダだし。」

蔵「ああ、うちはぶんどってますから。」

飛「・・・・・・・・・・」

躯「うちもぶんどり制にするか?修行にもなるし、給料ももらえる。」

飛「給料は働いてもらうモンだろ・・・」

蔵「あなた働いてないでしょ。じゃあ次の質問、躯、今は飛影の事どう思ってますか?」

躯「・・・・何故みんなそんな事聞きたがるんだ?」

蔵「聞きたいから。スーパーの試食品を何故?と考えながら食べますか?食べたいから食べるでしょう?

メロンやウインナーなんて三回は往復してGETしていくはずです。」

躯「そりゃそうだが・・・・」

飛「俺達は試食品か?」

蔵「さっ、この質問に答えてもらうまでは寝させませんよ?」

飛「さ、さ、さっさと言え。俺はもう眠い。」

蔵「いつもでしょ。」(動揺してるvv)

躯「そうだなー。まぁ、強いてあげるならコレみたいなモンかな?」

蔵「コレって・・・枕?」

躯「オレはベッドにいっぱい枕置いて寝るんだが、コレが一番フィットして気に入ってるんだ。

もうこの枕は手放せないぜ。」

飛「・・・・・・俺は枕か?」

蔵(鈍いなー・・・飛影・・・そこがいいんだけど。)

躯「さて、質問には答えたぜ?オレはもう寝るからな。おやすみ、ソラ。」

飛「軟弱な奴だな、枕が無いと眠れないとは。」

蔵「・・・・・でも飛影もとっておきの枕持ってるでしょ?」

飛「は?俺は枕なんて持ってないぞ?」

蔵「躯のひ・ざ・ま・く・らvv」

「蔵馬ー!!」


※この放送は、『特賞は、って言うか賞品は全部黄泉様持ちvv』でお馴染みの『蔵馬商店街』の提供でお送りしました。

黄「蔵馬!何だこの福引き抽選会の賞品リストは!?はずれくじでもズワイガニvvと言うのは!?」

蔵「豪華でしょ?コレで客足増大は間違いナシです!!いい加減このデフレ経済に終止符を打ちましょう!!」

黄「先に私の資産にピリオドが打たれるわ!!」