『ラジオ小説第二弾』


幽「こんちわー、浦飯幽助でーす!!今夜は俺が司会やりまーっす!んでゲストは・・・」

躯「よぉ、また会ったな。じゃおやすみ。」

「寝んなって!!自己紹介しろっつーの!」

躯「・・・躯だ。オレがこの時間に起きてる事は非常に珍しいので明日は雨だな。」

幽「おーい!そこの上司よりさらに寝てるっつーか起きてる事自体が珍しい飛影くーん?」

飛「・・・・・・・・・(くだらん・・・寝たふりでごまかすか・・・)」

躯「完全に夢の住人になってるな。」

幽「おーい、起きロッテリアはエビバーガーがうまい!!」

躯「ろってりあ?」

幽「じゃなかった。飛影ー、あんま起きねーと・・・」

躯「起きないと?」

幽「躯にキスしちまうぞvv」

「炎殺黒龍波ー!!!!」

「あちゃちゃちゃちゃー!!!!」

躯「おお、今度は浦飯が永眠かな・・・」

「てめー!!寝起きで黒龍波ぶちかますんじゃねぇよ!!つーか起きていきなり黒龍波撃てるなら

しっかりきっかりむっちりばっちり起きやがれ!!」

「貴様が下らん事を言うからだろ!!だいたい貴様、あの幼馴染みと言う者がありながら!!」

「俺が躯にするわけねぇだろ!!本気にすんじゃねぇよ!!」

躯「何だ、オレじゃなくて飛影にするつもりだったのか。」

「違うわ!!!」

飛「貴様・・・」

躯「まぁ、オレとしては浦飯が飛影にキスしようと飛影が浦飯にキスしようと構わんが話を進めないか?飛影も黒龍波撃って

冬眠に入りそうだし。」

幽「ほんじゃまか、お便り読むぜ♪ルージュ様から『こんにちは♪ えっとまずは躯様に質問です。 躯様は人間界に来て食べた

もので一番おいしかったものは何ですか? あと飛影君は躯様の手料理を食べたことがありますか? 』だってさ。

あと余談だけどこの人と管理人同じ県に住んでるみたいだな。」

躯「そうだな、一番美味かった物か・・・やっぱり」

幽「頼むから"人間"て言わないでくれよ?」

躯「・・・えーと・・・」

飛(コイツ・・・言うつもりだったな・・・)

躯「そんなに人間界の食べ物を食べたワケじゃないが、浦飯のラーメンが美味かったな。また食いたいぞ。」

飛「ふん、一回食べただけでラーメンを語るとはまだまだだな、躯。」

幽「おめぇだってほとんどカップラーメンしか食ってねぇだろ!」

飛「ラーメンはラーメンだ。」

幽「ったく。えー、次のクエスチョン!飛影くん、躯の料理を食った事は?その前に躯料理した事あんの?」

躯「過去に何度か。」

飛「何百年前の話だ・・・」

躯「部下に食わせてみたんだが・・・食材が悪かったらしく、生き残ったのが77人だったな。」

飛「食材のせいじゃないだろ・・・(筆頭戦死が77人とはそう言う事か・・・)」

躯「じゃあアレだな、夏の暑い時だったから加熱が足りなかったかな?やっぱり夏は十分に加熱しないとダメだな。」

飛(加熱しすぎて炭になったんだろ・・・)

幽「まぁ、躯料理するってタイプじゃねぇし、アレだろ?オムレツ作ろうとしてスクランブルエッグになったって言うレベルだろ?」

飛(ゆで卵が手榴弾になってたな・・・殻(から)むいたら爆発したぞ・・・)

躯「今まで作った料理と言えば、魔界特製グラタン・・・」

幽「おお〜。」

飛(あのヘドロか・・・色も感触も・・・)

躯「魔界の野草の天ぷら・・・」

幽「へぇ〜、家庭的〜♪」

飛(あの化石か・・・三葉虫かと思った・・・)

※飛影の感想は勇敢・もしくは強制的に躯様の料理を食べた同僚達の貴重な記録に基づくものであります

幽「結局の所飛影は躯の料理食ったのか食ってないのか?」

飛「俺が生きてると言う事は口にしていないと言う事だな。」

躯「・・・そんなに・・・オレの料理はまずいか・・・?」

飛「うっ・・・!」

幽「飛影ひでぇよ、躯傷付いてんじゃねぇか。」

飛「躯は傷で済むが俺達は命を落とすんだぞ・・・?」

躯「それはオレだって料理好きなわけじゃないし、普段は人間ばっかり食ってたし、戦いが生き甲斐みたいなモンだし・・・」

飛「お前が台所で小さじ一杯をきっかり計ってる姿なんて似合わん・・・俺は戦ってるお前の方が好きだ・・・」

躯「飛影・・・」

幽「そうだよなv飛影ちゃんは躯が台所で料理してる間も一緒にいてぇんだよなぁvv?」

「幽助(///)!!」

躯「まぁ、オレも作るよりは飛影と飯食ってる方がいいな・・・飛影の食べ方可愛いからな。」

飛「・・・(/////)」

幽「あー、それとも躯にあーんvvしてもらいたいとかvv?」

「思ってない!!」

幽「俺は別に『飛影"が"躯にしてもらいたい』なんて言ってないぜ?」(ニヤリ)

飛「・・・・・・・・・(怒)!!」

幽「ああ!それともエプロン姿が・・・vv」

飛「貴様・・・もう一発黒龍波かまそうか・・・・・・・・・・・ん?・・・」

躯「飛影?どうし・・・」

飛「眠・・・い・・・・・・・・ぐぅ・・・」


ポフン・・・

幽「あれ?飛影寝ちまった?」

躯「ああ・・・ったく、この寝顔が可愛いんだよな・・・」

「ああ、あちあーちー!!今夜は熱帯夜ですな〜!

飛影が躯のどこで寝てるか知ったら百足炎上するんじゃね?」

躯「ふふっ、お前も螢子にしてもらったらどうだ?」(ニヤリ)

 

幽「冗談ポイ!!」

躯「ルージュ、飛影が寝ちまったから今夜はコレでお開きな。」


※この放送は、『あなたのお膝でお願いねvv』でお馴染みの『ヨミミかき工房』でお送りしました。