鈴木「死々若!!今夜も熱いホットなナイトをエンジョイするぞ!!」
死「くっだらない事言ってないでさっさと自己紹介でも辞世の句でも述べろ。」
鈴木「ノン!!もうこの世に私の名前を知らない者などいない!!」
死「そりゃあ日本における鈴木と言う名字は全国で2位だからな。」
鈴木「ノンノン!!それはただの鈴木さんだ!!私は美しい魔闘家鈴木だ!!」
死「おい、誰かコイツの口塞いで(ふさいで)くれ。」
鈴木「何?私のキッスでお前の唇を塞いで欲しいって?仕方の無い奴だなvvこんな初っぱなから♪」
死「その前にお前の人生の幕下ろさせるぞ?うん?」
鈴木「・・・えーと何々、『鈴木さんが今までやってきた 実験の成果(失敗含む)を 教えてください。』
と言うお便りを月虹ちゃんからもらったぞ。そうだな、思えば私もいろいろとやって来たものだ。
成功あり失敗あり・・・正に苦節の日々!!」
死「失敗したのは嫌って程見たが成功した所は見たこと無いぞ。そしてこれからも見る事は無い。」
鈴木「研究には失敗は付き物だ!!」
死「付きすぎだ。俺に言わせればお前がこの世に生を受けた事自体大失態だと思うがな。」
鈴木「それもそうだな・・・私はこの世に生まれてはならなかったかもしれない・・・」
死「ようやく自覚したか?」
鈴木「ああ・・・だってこの美貌のせいで世の男は私を妬む(ねたむ)し、お嬢さん方は私に恋い焦がれて
その胸を締め付けてしまっていると思うと・・・ああ!!」
死「どこから湧き出るんだその超+思考は。あと男はお前みたいにはなるまいと、お嬢さん方はお前を見て胸焼け
起こしてるだけだ。」
鈴木「いきなり話を戻すが、最近作ったのはアレだな。」
死「あれ?」
鈴木「ホラ、目覚まし時計型の時限爆弾!あらかじめセットしておいた時刻になるとアラームが鳴り
時限爆弾のカウントダウンが始まる。そしてアラームを止めようとボタンを押すと大爆発で目が覚めると言う
画期的なアイテムだ!!」
死「何故時限式なのにスイッチが必要なんだ?時間が来れば自動的に爆発するんだったらわざわざボタンいらんだろ。」
鈴木「そこがこのアイテムの斬新なアイデアでは無いか♪」
死「斬新と言うより無意味だろ。時限爆弾の役割果たしてないぞ。」
鈴木「何を言う。アレでみんなすっきり目覚めたではないか。」
死「ああ。みんなお前への怒りに目覚めたよ。(怒)俺はとっくに目覚めていたがな。」
鈴木「ああ、アレもあったな。黄泉が修羅にも料理をさせようと安全な包丁を依頼してきただろ?」
死「あの安全性を追求しすぎて切れ味0の包丁か。豆腐すら切れなかったな。」
鈴木「安全第一!」
死「安全もいいが具材を切ると言う料理の過程はどうするんだ?」
鈴木「そこは自分の美貌で何とかするんだな!」
死「お前の顔じゃ野菜を腐らせる事は出来ても千切りは出来ないだろうよ。」
鈴木「死々若vvこの包丁あげるからたまには私に手料理を・・・vv」
死「は?何?お前の体を試し斬りに使ってくれ?いいともいいとも♪遠慮するな。スパッと切り刻んでやろうv」
鈴木「ノンノン!!私は手料理が・・・」
死「ああ、刺身みたいにしてくれって?お安いご用だ。」
鈴木「誰がそんな事言っている!!」
死「この場では冗談だ。あとで本気になる。」
鈴木「・・・・・さて、他にはどんな事があったか・・・あっ!あれあれ!」
死「今度は何だ。」
鈴木「全国の鈴木ファン主婦必見!『あっ!砂糖とお塩間違えちゃったvてへvv』な貴女に贈った
砂糖の味がする塩!!これさえあれば塩と砂糖を間違えてお料理失敗しちゃったvvなんて事はもう二度と
起こるまい!!これぞ世紀の大発明!!」
死「じゃあ塩を入れたい時は?」
鈴木「・・・・・・・知らん!!」
死「容器に砂糖と塩と書くだけで本来ならその問題は解決だ。」
鈴木「そうだ。要は確率の問題なのだ!!」
死「確率じゃない。」
鈴木「全く、お前に研究心と言うものはないのか?楽しいぞ、新たな発見をすると言うのは。」
死「言ってる事はキレイだがお前の実験姿は悪魔の儀式に見えるぞ?」
鈴木「お前も剣を振りましてないでたまにはじっくり何か打ち込んでみるといい。」
死「剣じゃなくて刀だ、俺は剣術の方が好きだ、お前は嫌いだ、そしてお前を斬るのは俺の夢だ。」
鈴木「ノン!今を生きる男は文武両道で無ければいかん!!」
死「両道も何も片道もまともに歩んでないだろ。駅の階段堂々と真ん中通行しおって。」
鈴木「真ん中を歩かないと私が目立たないではないか!!」
死「お前はどこ歩いたって目立つ!と言うかこれ以上恥と姿をさらすな!!」
鈴木「いいから今すぐ私と一緒に研究室に行って研究に没頭しよう!!
研究は研究でも『愛の研究vv』だがな!!」
死「・・・まっ、アレだな。お前の人生一番の失敗は俺に出会ってしまったと言うことか・・・」
鈴木「死々若・・・そうだな、私達が出会わなければお互いこんなに思い焦がれる事もなかったのに!」
死「俺に出会わなければ俺に殺される事も無かったのに・・・」
鈴木「ま、待て!!私はまだお前との縁は切りたくない!!」
死「安心しろ。最初から結ばれていない。」
鈴木「何を言う!!私とお前の絆は近所の伊藤さん家の池ぐらい深く、最近の卵の値段より高く、
ダイアモンドよりちょっと柔らかいのだ!!」
死「ダイアモンドはカナヅチで割れるとこの前トリビアでやっていたぞ。」
鈴木「私とお前の出会いは必然だ!偶然だ!!運命だ!!!ベートーベンだ!!!!」
死「お前との運命なんて賞味期限が自分と同じ誕生日だったぐらいどうでもいい事だ!!」
鈴木「月虹さんすまない!私はこれから死々若との愛についてのレポートを書かなければ
ならない!!」
死「ふん、これからお前が書くのは遺言と辞世の句だ・・・」
※この放送は、『試し斬りは是非黄泉でvv』でお馴染みの『蔵馬刃物店』でお送りしました。
※月虹様へ・・・投稿を二つ頂きましたが、質問は複数でも構わないのですが、お一人様一組と言う事にしてますので
この質問のみで、なにとぞご了承下さい。