蔵「こんばんわ、そろそろ最初始め方のネタにも尽きてきましたど、今日は美形なお兄さん、
お姉さまonlyで良かったですね皆さんvv」
躯「その裏返しは自分が一番美形と言うところか?」
蔵「いえいえ、こう見えても俺ナンバー1よりオンリー1ですから。」
死「・・・・・・・」
蔵「では今夜もさくさくと行きましょうね♪えーと、今夜のお相手は土方桐生ちゃんより、
『日ごろお世話をしているかわいいかわいいシモベ達について、愚痴でも、批評でも何でもいいですから
ゼヒゼヒtallkしちゃってください☆』だそうです。」
死「愚痴でも批評でもと言うよりあいつに関してはそれしか無い。」
蔵「じゃあ死々若から行ってみましょう。」
死「語るには3日必要なんだが?」
蔵「出来るだけ数行にまとめて凝縮して語ってください。」
死「そうだな、じゃあ一週間前の夜の事だった・・・」
蔵「昔話の冒頭みたいですね。」
死「夜中にどこからか物音がして起きたんだが・・・」
鈴木「・・・む?死々若、何か音がしないか?」
死「ん・・酎が屁でもこいたんだろ・・・もしくは陣の寝相の音・・・」
鈴木「いや、酎の屁はこんな微弱な音ではない。陣の寝相だってもっと壮絶な音がするはずだ。」
死「・・・・・泥棒か?」
鈴木「我が家に泥棒とは物騒な奴だな。」」
死「この世の中にお前より物騒な奴がいるのか?」
鈴木「そんなのいっぱいいるわ!」
死「・・・どうやら台所にいるみたいだな。不審者。」
鈴木「ふん、うちの奥さんはキャベツの中にへそくりを入れるなんて奴ではない。」
死「うちにへそくり出来る余裕があるのか?」
鈴木「無いがそんな事初めてうちを訪問する泥棒は知らない事だ。もしかしたらすごい残高のある
貯金通帳があると期待してるかもしれん。」
死「あればいいがな・・・」
鈴木「まっ、私も泥棒した事はあるがな。」
死「やっぱり。」
鈴木「そういうのじゃない!私が盗んだのは・・・」
死「誰の下着だ?」
鈴木「お庭に干してあったお前のふんどしvv・・・あっ!!」
死「ほぉ〜・・・」
鈴木「待った!!違う盗んだのは陣だ!!」
死「あいつは食い物以外とらん。」
鈴木「分かった!白状する!盗んだのはお前のハ・ー・トvv」
死「・・・・・・」
死「その後は言わなくてもいいだろ。」
蔵「後でお花供えに行かないと・・・」
躯「で?結局泥棒だったのか?」
死「陣が夜中に腹が減ったので台所を漁って(あさって)いた。」
蔵「あらら。」
躯「じゃあ狐はどうだ?」
蔵「俺ですか?あの人ホントわがままなんですよ。この間も一緒に定食屋さんに行ったんですよ。
そしたら・・・」
蔵「えっと、じゃあ俺はハンバーグ定食。」
黄「では私は天ぷら定食を。」
蔵「黄泉、こっちの天丼にしたらどうです?器一個で食べられるからお店の人も洗い物も減りますし。」
黄「何で私が定食屋に来てまで洗い物の気遣いをせねばならんのだ。それに、私はどうも丼物と言うのは
庶民の食べ物の様な気がして嫌だ。」
蔵「あなただって歴(れっき)とした庶民でしょうが。」
黄「とにかく上に全部のっけて食べるのは下品だ。上品な者は一つ一つ天つゆとおろしとしょうがに付けて
優雅に味わう物だ。」
蔵「何言ってんです。優雅なんて言葉は貴方と最も縁もゆかり無い言葉でしょうが。
それとも優雅の意味が分からないなら辞書を持ち歩く事をおすすめしますよ。」
黄「自分だって丼物では無いではないか。」
蔵「俺が丼にがっついて食べるシーンなんてありえませんよ。」
黄「ハンバーグとはお子様だな。」
蔵「分かりましたよ!食べりゃいいんでしょ!!すみません、やっぱり天丼特上でお願いします。」
黄「待て!!私は並を頼んだんだぞ!!」
蔵「全く、天丼も天ぷら定食も同じ天ぷらなのに・・・困った男です。」
躯「それはかき氷は好きでシャーベットが嫌いな位にわがままだな。」
死「それは少し違うと思うが・・・」
蔵「黄泉には海老天の尻尾でも十分おつりが来ますよ。」
躯「いや、天かすでいい。」
蔵「躯はどうです?飛影について何かあります?」
躯「そうだなー、やっぱりあのひねくれ度がなー・・・」
蔵「でしょうねー。あの人手巻き寿司を足で巻く位ひねくれてますから。」
死「それはひねくれていると言うより手巻きの仕方を知らないんじゃ・・・」
躯「昨日だって、オレが飛影が服を裏表に着てたから言ってやったんだが・・・」」
躯「おい、お前服裏表になってるぞ。タグが丸見えだ。」
飛「・・・・・ふん、服を逆に着ているくらいで生きていく上で何の支障がある。」
躯「いや、生きていく上では別にいいが外を出歩くには問題があるぞ?」
蔵「ひねてますねー・・・」
死「しかもワケの分からない意地まで張って・・・」
躯「あとその服ユニクロので値段までばっちり付いてたな。」
蔵「バーゲンに行ったんですね。」
躯「まっ、そんなトコも結構可愛いかなとは思うんだがな。」
死(可愛いか!?)
蔵「まぁ、何だかんだ文句言ってもほっとけないと言うか構わずにはいられないと言うか・・・」
躯「まぁな。いるとうっとしいけどいないと寂しいって感じだな。」
死「俺はうっとしいだけだ。」
蔵「さて、可愛いしもべ達のでは今夜はこの辺で。これから可愛いしもべをビシバシしごかなくてはvv」
躯「オレもたまには飛影に稽古付けてやるか。」
死「俺もおしおきの続きを。」
-収録後-
死「そういえば・・・」
蔵「何です?」
死「お前黄泉の部下だろ?」
蔵「あ。」
※この放送は、『無能な部下・上司を愛と言う名のもとにビシバシしごけ!!』でお馴染みの『蔵馬鞭(むち)店』でお送りしました。