シンデレラ
黄「蔵馬、お前に相談があるんだが。」
蔵「金は貸さない・借りない・お前に借りたら返さない。」
黄「学生のお前に借金などするか!」
蔵「冗談だよ。で何なのさ?」
黄「うむ、修羅は生まれて間もないが戦闘能力はそこらのS級妖怪でも手も足も出ないほど強くなった。」
蔵「この間寝てた修羅に回し蹴りされてたな。寝顔にキスしようとするからだ。」
黄「だがあまり知識とかそいういうものを学ばせていなかった。だから戦闘だけではなくそっちのほうも学ばせたいと思っているのだ。」
蔵「なるほど。確かにそういうものは幼少期に行う必要があるな。第一このまま育っていってお前みたいになってしまうのはこまる。」
黄「・・・どーいう意味だ?」
蔵「いーや。何でも。俺みたいに文武両道にしたいんだろ?」
黄「お前みたいな悪知恵や小賢しさはいらん。」
蔵「・・・まあいきなり英才教育というのも辛いから絵本から読ませてみてはどうだ?」
黄「なるほど、絵本か。魔界にそういう文化はないがな。」
蔵「俺のでよければ何冊か取って置いてあるはずなんだが・・・」
黄「ちなみに何だ?」
蔵「『ごんぎつね』良い話だった。」
黄「・・・」
蔵「とゆーワケで、ただ本を読んで聞かせるだけじゃ面白味に欠けるので劇にしたいと思いますので皆さん協力してくださいね。」
凍「とゆーわけとはどーいうわけだ・・・」
蔵「それは上のやりとりを参照してください。」
酎「普通に絵本読ませりゃいいじゃねーか。」
蔵「だって修羅はまだ字が読めないし黄泉は目が見えないし。」
凍「しかしだからといって・・・」
蔵「修羅が黄泉みたいになっちゃってもいいんですか?」
死「それは困る・・・」
鈴木「確かに美を理解する心や感性を養わなければな。この私のようにな!」
酎「んなモンよりオレがうめぇ酒の銘柄を教えてやるぜ!!」
凍「癌陀羅はなんて教育に向かない国なんだ・・・」
飛「蔵馬。」
蔵「あっ、飛影来てくれたんですね。躯も。」
躯「一大事だというから来たんだが?」
蔵「ええ、二人にもかくかくしかじかで劇に協力してもらおうと思って。」
飛「は?くだらん。帰る。」
躯「良いじゃないか、飛影。おもしろそうだ。オレも人間界の話を知ってみたい。」
陣「んで劇って何やるだ?」
蔵「シンデレラ。ハイ、コレが台本で、コレが配役です。」
シンデレラ:死々若丸 王子様:鈴木
義父:酎 義母:飛影 議姉@:凍矢 議姉A:陣
魔女:躯
死「なんだこの配役は・・・」
蔵「ベストチョイスでしょ?」
鈴木「おい、私の名前に『美しい』が付いていないぞ!」
飛「蔵馬は出ないのか?(言い出しっぺのくせに・・・)」
蔵「俺はナレーションですから。」
死「なんでオレが女装を・・・」
蔵「どっちにしたってほとんど女性でしょう?この話。」
陣「大丈夫だべ、死々若べっぴんだからよく似合うべ。凍矢もよく似合うだ。」
凍「ありがとう。ちっとも嬉しくない。」
死「オレ・・・おとぎ話専門なんだが・・・」
蔵「過去に捕らわれないでください。前を見て。」
死「だったら躯がやればいいじゃないか・・・女なんだから。」
躯「やだよ、オレそんなヒラヒラしたの着るの。」
死「平安に帰りたい・・・」
蔵「あれ?鎌倉じゃないんですか?」
死「鈴木、お前こういうハデなの好きだろ?だからオレと・・・」
鈴木「ああ、私が王子とは!衣装をもっと派手にしなくてはっ!舞台も本場ドイツのノイシュバシュタイン城を持ってこなくては!!」
蔵「ダメですよ。本物持って来ちゃ。」
凍「死々若・・・我慢しろ・・・」
陣「こういうのを薄幸美人って言うんだべか?」
修「わーい、劇だ劇だ〜♪」
黄「こら、おとなしく座りなさい、修羅。」
幽「すげぇなー、舞台も本格的じゃん。」
鈴駒「あー、よかった。酎がシンデレラ役じゃなくて。そんなの見ただけでゲロっちゃうよ。」
蔵『えー、皆さんお静かに。それではシンデレラならぬ若デレラを上演いたします。司会は不肖私蔵馬が務めさせていただきます。』
パチパチ・・・
『昔昔、ある国に若デレラという美しい女の子がおりました。』
修「わー、死々若すごいきれー!」
黄「ふっ、蔵馬には及ばんがたいしたもんだ。」
幽「見えてんのか?」
蔵『若デレラは両親を亡くしこの家に引き取られたのです。』
酎「ヒック、今日からウチに住むことになった若デレラだ。ヒック。」
死「若デレラです・・・よろしく・・・」
飛「さっそくだが家の掃除をしろ若デレラ。あと風呂とメシの支度もな。」
蔵『若デレラはいきなりこき使われました。』
飛「おい、若デレラ。手すりにほこりが付いてるぞ。」
死「お義母様・・・そんな仕事きっちりみたいなまねしないで下さい・・・」
酎「お〜い、若デレラ、風呂まだか〜?」
死「お義父様・・・ここはヨーロッパですのでシャワーにしてください・・・」
飛「おい、若デレラ、掃除は上からが鉄則だ。サッシの掃除には歯ブラシを使え。
あと血の付いた服には大根の切り口で叩くか
おろし汁でもみ洗うとよく落ちる。湯はくれぐれも使うなよ。」
死「お義母様・・・全く家事しなさそうなのになんでそんなに詳しいんです?」
酎「おーい、メシまだかー?」
飛「固くなったハムは牛乳に付けると元に戻る。固くなったチーズはブランデーを振りかけてラップに
包んでおくと柔らかくなる。」
死「お義母様・・・年いくつです?」
蔵『こうして若デレラは毎日毎日いじめられていました。』
幽「いじめてる割には結構詳しいな、お義母様。」
黄「果汁のシミは50〜100倍のアンモニア水で絞ったタオルでつまみ出すか、20%の酢酸水でつまみ洗いすると効果的だ。」
幽「何でそんなに詳しいんだよ黄泉・・・」
修「パパ独身生活長いから家事のことも詳しいんだよね。」
蔵『そして二人の姉も若デレラをいじめるのでした。』
凍「大変そうだな若デレラ。雑巾がけは俺がしよう。」
陣「じゃあオラは窓とかシャンデリア拭くべ。」
死「ありがとうお義姉様・・・」
蔵「こら、二人ともいじめなきゃダメでしょう。」
陣「へ?だって若デレラ一人じゃ大変だべ。」
凍「三人でやった方が早く片づくしな。」
幽「あの二人に悪役は無理だったな。」
鈴駒「あの二人いつも優しいもんね。どっかのバカも見習って欲しいよ。」
蔵『そんなある日お城から舞踏会の招待状が届きました。』
凍「地獄への招待状の間違いじゃないのか?」
陣「不幸の手紙が来たって?」
飛「鈴木王子が結婚相手を探すのか。あんな男じゃ嫁に行くヤツもいないだろ。いっそ薬品と入籍すればいいものを。」
陣「そんなこと言ったらなんで父ちゃんと母ちゃん結婚しただ?」
凍「絶対恋愛結婚じゃないな。この男のどこが好きなんだ?」
飛「酒の勢いだ。そういうことにしておけ。」
陣「勢いって?」
凍「それはお前の知らなくていい世界だ。」
陣「ほえ?」
酎「何にしてもだ、王子と結婚すりゃ金ががっぽり入るぜ。酒が飲みたい放題だ。」
凍「この中年酔っぱらいアル中モヒカン微妙にベッカム(!?)オヤジが!!たかが酒のために娘を生け贄にするのか!?」
陣「凍矢、生け贄じゃなくて嫁じゃねぇだべか?」
凍「だいたいあの王子は嫁じゃなくて実験体を探してんじゃないのか?
飛「否定はしない。だがパーティーには行くぞ。金目のモノをいただきにな。」
酎「俺は酒かっぱらってくるか。」
凍「なんかシンデレラから遠く離れていってる気が・・・」
蔵『こうしてみんなは舞踏会に、若デレラは一人お留守番になりました。』
陣「じゃあ行って来るべ、若デレラ・・・」
凍「もしもの時は魔笛散弾射で逃げてくる・・・」
死「気を付けてくださいね、お義姉様・・・御武運を・・・」
蔵『若デレラは一人お城の舞踏会を想像しながら物思いにふけっていました。』
死「お城には美味しいモノがたくさんあるんだろうな・・・でも鈴木が薬入れてるかもだしなー・・・
陣と凍矢目付けられてないといいんだがなー・・・オレもドレス・・・は着たくないがお城に行ってみたいな・・・ でも鈴木は勘弁だしなー・・・」
幽「うっわ〜、めっちゃ棒読み&台詞ずれ。」
鈴駒「夢もロマンもあったもんじゃないよね。」
蔵『そんな若デレラの乙女心を聞きつけて彼女の元に一人の魔女が現れました。』
躯「若デレラ、お前をお城の舞踏会に連れてってやる。」
死「ああ、魔女さん、舞踏会に行けなくていいからあの王子をこの国から追いだしてくれませんか?」
躯「この国にとってそれは有益な意見だが展開上無理だ。」
蔵「死々若、アドリブ入れないでください。」
修「確かに鈴木がいたら危ないよね。」
黄「マッドサイエンティストだからな。どんなことされるかわからん。癌陀羅も危ないな・・・」
幽「でもお前国中の会話聞けるんだろ?それって盗聴・・・」
黄「魔古忌流連破反衝壁ー!!」
幽「ぎゃあああああ!!」
躯「えっと、コレがドレスでコレが靴だ。ほいっ。」
死「普通に着せるなよ、もう少し魔法っぽく出来ないのか?」
蔵「一応ここ見せ所ですしね。」
躯「注文の多いヤツだ。じゃあ・・・ちちんぷいぷーい・・・どかーん!!」
死「どかーんって何だよ・・・」
黄「躯もああいう台詞を吐くようになったか・・・」
幽「ちょっと前までは想像もできねぇな。」
修「うわ〜、死々若ドレス似合ってる〜。」
死「ほおー、すごいな魔法は。でもなんでドレスにワラジなんだ!?」
躯「だってお前ワラジの方が合うし。だいたいガラスの靴なんて履いたら割れて怪我するぞ?」
死「・・・」
幽「まあ見えないからいいんだけどな。」
鈴駒「東洋と西洋がごっちゃだよね。」
躯「乗り物はカボチャの馬車・・・なんてカボチャを馬車に変えるなんて非現実的なことは出来ないので
百足を提供する。」
死「踊りに行くのか戦争しに行くのかわかりゃしないな・・・」
躯「なんだ牛車がいいのか?それじゃあ三年掛かるぞ?百足なら15分だ。早いぞー。」
死「もうなんでもいい・・・」
躯「あ、そうそう、12時前には帰ってこいよ?12時になると魔法がとけてしまうからな。12時になったら 百足が癌陀羅に攻め込むからな。」
死「魔金太郎・・・黒桃太郎・・・裏浦島・・・西洋の話は怖いモノだな・・・」
蔵『こうして若デレラはお城に向かいました。』
死「ここが禍々しい鈴木のアジト・・・いや城か。よくこんなセットを作ったモノだ。」
時「若デレラ、城に着きましたぞ。」
死「ああ・・・」
時「帰りの百足は12:00ジャストだ。駆け込み乗車は危険故時間厳守で頼む。」
死「乗車って・・・(電車か?)」
鈴木「はあ、なかなかいい実験体・・・いや女はいないな・・・まあ、この私の美しさの前ではかすんでしまうがな。」
陣「あの王子そんなにきれーだべか?オラには見えねーだ。」
凍「言わせとけ。自分に自信を持つことは良いことだ。」
飛「ちっ、この城ろくなモンがないな。」
酎「全くだぜ。怪しげな薬ばっかだもんな。」
凍「そりゃそうだろ。ここに来てるヤツは鈴木の薬に恐れてお守りやら呪符やら魔よけを持ってきてるぐらいだしな。」
陣「玄関に救急車来てたべ。」
蔵『そこに綺麗なドレスに身を包みワラジを履いた美しい若デレラが現れました。』
鈴木「おお!なんて美しい娘だ!!是非私の愛の実験台に・・・いや私の妻に・・・!」
陣「ああ!あれ若デレラだべ!」
凍「なっ!自分から飛んで火にいる夏の虫になるとは!!」
鈴木「そこのお嬢さん、私と一曲美しく踊っていただけませんか?」
死「いやだ。一人でコサックダンスでも踊ってろ。」
蔵「こら、本音を言わない、本音を。建前で良いから言ってください。」
死「・・・喜んで王子様・・・」
鈴木「いやー、本当に美しい方だ。私には及ばないが。というかこの国で、いや全宇宙で一番美しいのは 私なのだからな。」
陣「そうなんだ?」
凍「そんなわけないだろ。もしそういう風に見えるようになったら世界規模で視力検査だな。」
蔵『二人は時が経つのも忘れ踊り続けました。』
死(まだ12時にならないのか!?何時間踊り続ければいいんだ!?)
陣「すげぇだなー、あの二人何時間踊ってるだ?」
凍「かれこれ5時間だな。」
陣「若デレラ顔が青いべ・・・」
凍「まるで死のダンスだ。」
黄「しかし本当に踊り続けるとは・・・」
幽「見てて飽きないのは社交ダンスからどっかの部族の雨乞いみたいな踊りまでやってるからだろうな。」
修「ねぇねぇー、これってダンス教室?」
鈴駒「違うよ・・・」
鈴木「お嬢さん、名前を教えて頂けませんか?」
死「お断りします。何されるか分かったモンじゃないから。」
鈴木「ぜひ美しいこの私と結婚を!!必ず幸せにして差し上げます!!」
死(イヤだっつってんだろ!!)「そんな・・・」
陣「なあなあ、ああいうのを結婚詐欺って言うだか?」
凍「違うな。ああいうのはマリッジブルーって言うんだ。」(これも違う)
躯「若デレラ、そろそろ12時だ。魔法が解けてしまう。」
死「はっ!!12時か!!天の助けだ!オレは帰る。」
鈴木「お嬢さん、どちらへ!?」
死「お前のいない世界へだ!じゃなかった、オレはよい子だからウチに帰るんだ!」
陣「ふわ〜、オラも眠いだから帰るだ。」
凍「そうだな。明日は日曜だから昼まで眠るか。」
死「王子様、ごめんなさい(とは思っていない)私はもう帰らなければならないのです。(というか帰りたい)」
鈴木「待ってくれ!待たないと薬使ってあーんなコトやこーんなコト・・・!」
死「爆吐髑燭葬ー!!」
鈴木「ぐはっ!!」
蔵『若デレラは12:00を知らせると共に別れの一撃をかまして階段を三段跳びで駆け下りていきました。』
鈴木「おのれ〜・・・こうなったら私も美しいレインボーサイクロンで・・・ん?おお!!これは彼女が履いていた ワラジ!!このワラジにピッタリの足のサイズを持つ者が彼女か!!」
幽「てゆーか美しいんだったら顔覚えろよ。靴じゃなくて。」
鈴駒「これじゃあ、殺人現場に犯行凶器を落として行っちゃったみたいだよね。」
死「早く百足を出してくれ!」
奇「このまま癌陀羅に、ぶっちゃけ黄泉に攻め込みたかったのに・・・」
時「全くだ。」
躯「おかえり若デレラ。どうだった?舞踏会は。」
死「行かない方がよかった・・・家で掃除してた方がマシだった・・・」
蔵『そんなこんなで帰宅』
陣「おかえりだべ、若デレラ。なんで城に来ちまっただか?」
凍「あのアホ王子がお前のコトを探しているぞ!」
鈴木「おい!開けろ!!ここにこのワラジの合うヤツはいるか!?」
陣「げっ!!来ちまっただべ!」
飛「ちっ!人んちの前でギャーギャー騒ぐとは非常識なヤツだ。
凍「ヤツの非常識さはこんなモンではないだろ。」
蔵『それでも王子は無理矢理入ってきました。』
飛「何だ貴様、勝手に入って来やがって。不法侵入で訴えるぞ。」
酎「人ん家訪ねるときは一升瓶ぐらい持ってこいっつーんだ。ヒック。」
鈴木「仮にも王子に向かってその言いぐさはなんだ!それなら返事のない時は勝手に家に入ってもいいという 法律を作るぞ!!」
飛「ふざけるな。この独裁政治犯ごときが。」
鈴木「ここには三人か・・・おいそこの三人、このワラジを履いてみろ。ピッタリはまるヤツが私の嫁になる女だ。」
陣「でもワラジって結構みんなサイズピッタリじゃないべか?」
鈴木「ではそこの赤髪の角つんつんのお前からだ。」
陣「うーん、オラにはちょびっと小さいだ。」
鈴木「ふむ、確かにこんなごつい足ではなかった。」
陣「ぶー、失礼な王子だべ。」
鈴木「では背のちっこいお前。ん〜、お前もなかなかかわいいな。」
凍「それはどうも。ちっとも嬉しくなど無い。俺には少し大きいな。」
鈴木「ふむ、では最後にお前だ。」
死「うっ・・。王子、もしかしたらこのワラジ、王子のものではありませんか?」
鈴木「ん?何故だ?」
死「だってこのワラジを履いていたのはすごーくきれいな方なのでしょう?だったらこの国一番の美しさを持つ 王子のものかもしれないじゃないですか。」
凍「苦し紛れもここまで来るとすごいな・・・」
鈴木「なるほど。一理ある。私も酒を飲んでいたから酔っていたかもしれん。」
陣「通じたべ。」
鈴木「どれ、履いてみるか・・・ん!?ピッタリだ!!」
凍「えっ?}
鈴木「ピッタリだ・・・と言うことは私は私と結婚しろということか!? 確かに私は美しい者と結婚したい。だが、この国に私に勝る美しさを持った者はいない!!だから私と結婚出来る者はいないということか!!」
凍「違う。お前と結婚したいヤツがいないんだ。
鈴木「そうだな・・・無理に結婚相手を探すことはないか・・・この私の美しさを一人の嫁のものにすることを神が 許さないのだな。」
死「違う。神はお前の存在を許さない。」
鈴木「つまりこの私の美しさはこの国、いや、この宇宙すべての財産なのだな!」
陣「負の財産だべ。」
死「よし。これでオレの危機は去った。」
蔵『こうして王子は誰とも結婚せず、若デレラは家事の喜びに目覚め、お義母様にこき使われても姉二人の優しさに
包まれながらも平和に暮らしましたとさ。めでたしめでたし。』
あとがきで〜す。いやー、長かったな・・・本当は二ページに渡る話だんったんですがノリにのっちゃったんで
そのまま打っちゃいました。
最初の設定では飛影がシンデレラでという設定だったんですよね。やめたのは飛影と鈴木じゃ合わないだろうなと思った故です。
言っておきますが私は鈴木好きですよ?なんか私の小説では鈴木はいじめられ役というか
壊しにかかってしまうというか・・・