〜『舌切りスズキ』〜


蔵『こうして、優しいおじいさんとおばあさんに食われ・・・じゃなかった、飼われる事になったスズメのちょんは

おばあさんに何度かおかずにされそうになりましたが、その都度おじいさんがかばってあげたので、

すくすくと肥えて・・・じゃなかった、次第に元気を取り戻していきました。』


陣「何度かって言うか毎食だべ。」

鈴木「それだけ私が可愛くて食べちゃいたいのは分かるが食われては困るぞ。」

死「元気になってきたんじゃなくて調子に乗ってきたんだろうが。」


蔵『と、そんなある日、ちょっと家事の合間にお昼寝をしていたおばあさんを起こそうとおチョンはおばあさんに接吻をぶちかまそうと

しました。ですが見事に返り討ちにあいました。』


斬!!

死「貴様・・・どういうつもりだ・・・」

鈴木「だって眠ってるから王子様のキスで目覚めさせようと・・・!」


鈴駒「西洋と東洋がごっちゃになったね。」

修「ぐちゃぐちゃなんだね。」


死「お前のは聞きたくもないがスズメなら鳴き声で起こせと言うに・・・ついでに貴様・・・ここに置いてあったのりはどうした・・・?」

鈴木「ちゅーん?」

斬!!

死「今の今まで日本語で話してたくせに今更スズメ語になるんじゃない・・・」

鈴木「今からネィティブスワローなのだ!」

死「今日は手巻き寿司だと言うに・・・海苔が無くては始まらないのに・・・」

鈴木「死々若!人は何故山に登る?そこに山があるからだろ?だから私はそこに海苔があったから・・・!!」

死「なら俺はそこにお前がいるからお前を斬るまでだ。せめてもの情けだ、どこを斬られたいかは選ばせてやる。」

鈴木「そんなたいそうな事せんでも夕食の品書きを変えてくれればいいじゃないか!そこが主婦の腕の見せ所!!」

死「じゃあ五目チラシにする。」

鈴木「同類項じゃないか!」

死「海苔が無いなら五目チラシだろうが。」

鈴木「お前はどれだけ五目にこだわれば気が済むんだ!?しかもチラシ寿司にも海苔入ってるし!」

死「酢飯はもう作ってしまった。だから寿司関係しか変更は利かないのだ。」

鈴木「ならいなり寿司でどうだ!?」


幽「いなり・・・」

飛「いなり・・・」

黄「いなり・・・」


蔵『何ですか?そんな熱い視線を俺に送って。きつねうどんに本物の狐は入ってませんよ?』


死「何だか本編と外野がごっちゃになってワケが分からなくなってきたがとりあえず斬られろ。」

鈴木「プリーズ!生類憐れみの令プリーズ!」

死「それは江戸幕府の物だろ。俺の時代設定は鎌倉だ。いざ鎌倉、いざ斬り捨て御免。」

鈴木「分かった!海苔を食べてしまった詫びにいいものをやろう!」

死「鶏肉料理の手引き本か?」

鈴木「どれだけ鶏肉ネタで引っ張りたいのだ!?地引き網かお前は!?コレだ!コレはうちの雀協会でやってる旅館の宿泊券だ!

料理は美味いし色んな効能があって私と裸の付き合いが存分に堪能出来る温泉もあるぞ!」

死「ほぉ、名物は鶏か?」

鈴木「新鮮な魚介と旬の山菜かな!」

死「そんな事はどうでもいいからさっさと舌を斬らせてこの劇に幕を下ろさせろ。」

鈴木「こんな幕の内弁当も食べ終われない時間で終わらせるつもりか!?」

陣「早食いの人ならごちそうさまだべ。」

鈴木「ちゃんと一口30回噛んでゆっくり食べねばいかんぞ!食べ過ぎ防止だぞ!」

死「そんなに舌が嫌ならその頭でもいいぞ。根こそぎ、いや毛根からばっさりいってやる。」

鈴木「ハゲなんて酎一人いれば十分だ!」

「俺はハゲてねぇ!!」

鈴駒「"まだ"であって"これから"はあるかもだけどね。」

躯「おいおい黄泉を忘れてもらっちゃ困るぜ。」

黄「お前が私の髪型を忘れてるんだろうが!!」

幽「黄泉その髪うっとーしくね?」


蔵『幽助魔族になった時ばっさり切りましたもんね。』


鈴木「外野は静まれぃ!!この光り輝くブロンドを何だと思ってる!この金糸の髪を!!」

陣「オラ金髪より錦糸卵の方が・・・」

鈴木「まだ引っ張るか!!」

死「心配するな。一本残さず刈りとって太陽より眩しく輝く頭にしてやる。見る者全てが手を合わせて拝みたくなるくらいにな。」

鈴木「こっちが手を合わせて止めてくれと願いたくなるわ!!」

幽「心配すんなって。親父の国なんか右も左もハゲまみれだぜ?」


蔵『シャンプーもリンスもいらなくて経済的ですね。』


修「ドライヤーもくしもいらないんだね。」

鈴木「とにかく!舌を斬るなんてそんな残酷な事を子供向けにしていいと思っているのか!?」

死「みんな、今この場面の画面下に『よい子のみんなはマネしてはいかんぞ。』と言うテロップがあるつもりで頼む。」


蔵『逃げちゃダメですよ。』


鈴木「逃げるべき時は逃げねばいかん!だって私の背中の羽は未来目指すためにあるのだから!!

窓辺から今すぐ飛び立つためにあるのだから!」

陣「羽は見えねーけど冷や汗で背中びっしょりだべ。」

鈴木「覆水は盆に返らないし抜けた髪も毛根に返りはしないのだ!!」

陣「鈴木!そんな時こそネバーギブアップだべ!!」

鈴木「はげた時点でタイムアップなの!!基本的に手遅れなの!!手の施しようが無くなるの!!」

陣「ありゃ。」

死「俺は正当な仕置きをするま・・・何だっ・・・?」

陣「死々若?どしただ?まだ食ってないのに腹壊したべか?」

鈴木「ふっふっふっふっふ・・・どうやら薬が効いてきたらしいな・・・先のおにぎりは美味かったか・・・?」

死「に、にぎりめしだと・・・?」

鈴木「可愛いおちょんは仮の姿・・・」

陣「いや、あんまり可愛いとは思ってなかったべよ?」

鈴木「人の口上は最後まで聞けぃ!実は先程食べたおにぎりにちょっとした薬を仕込ませて貰ったのだ!」


蔵『何と言う事でしょう。スズメのおちょんは恩を仇で返すどころか喧嘩まで売りつけてきました。』


鈴駒「さすが蔵馬のねつ造昔話!!」

幽「無茶苦茶のスペシャリストだからな。」

飛「お前は無茶苦茶の第一人者だろうが。」

躯「お前も人の事は言えないだろ。」

凍「と言うかここにいる連中の95%は無茶苦茶だろ・・・」

死「ちっ・・・あまりにも味が酷かったので全身全霊で味と匂いを感じないように食べたのが仇になったか・・・」

陣「ってかどうやってスズメの手でおにぎり作るだ?」


蔵『御伽話では大抵の事はガッツで乗り切れます。』


鈴駒「なるほど、この無茶苦茶度も言い換えればガッツなんだね。」

凍「とんだガッツだな・・・」

鈴木「何やら外野が騒がしいが死々若はいただいていく!取り戻したくば我が旅館に泊まりに来るが良い!!一泊二万五千円也!」

陣「んな金ウチにはねーだよ!」

死「どういう勧誘だそれは。陣、消費者生活センターに電話しろ。あと警察にもだ。」

鈴木「はっはっはっはー!!この時代にテレフォンなどあるか!さらばだ!」

死「いつの時代も貴様の様なスズメはいない・・・」


蔵『はて陣おじいさんはどうしていいものか困ってしまいました。来いと言われても宿の場所の事は一切教えられて

いないのですから。宿までのアクセスも送迎もあったもんじゃありません。』


陣「困ったべ・・・オラ旅館までの道も分かんねぇし、旅館に泊る金もねーべ・・・」

蔵『とにかく陣おじいさんはおちょんが飛んでいった方に向かって飛び出しました。途中村人がいたので道を尋ねました。』

陣「なぁなぁ、スズメのお宿ってどっちに行ったらいいだ?」

酎「んぁ?教えてやってもいいけどよぉ、ただじゃダメだな。」

陣「って言われてもオラ金も持ってねぇし育毛剤も持ってねぇし・・・」

「何ならお前の髪でエクステ作らせてやろうか。」

陣「オラの奥さんがスズメにさらわれたんだべ。助けに行かなきゃなんねぇだ。」

酎「このテキーラとウォッカの飲み比べで俺に勝ったら教えてやるよ。好きな方を選びな。」

陣「オラ何でか知らねーけど凍矢に酒止められてるから酒じゃなくて鮭にしてくれねーだか?」

酎「北海道の木彫りの熊かオメェは。仕方ねぇな。ホントは牛を洗った水を飲んでもらうんだが、子供向けと言う事で牛乳に変更だ。」

陣「んぐんぐ・・・ぷはー!カルシウムばっちりだべ!」

酎「牛乳も噛むようにして飲むと吸収がいいらしいぜ。あっ、そうそう、宿はあっちだ。」

鈴駒「さっきまでの会話は何だったの?」

修「路線変更盛りだくさんだね。」

黄「いっそ廃線になればいいものを・・・」


蔵『教えられた方角に進み、村人に場所を尋ねました。』

凍「宿までの道を教えてやってもいいが道を知りたくばこのかき氷を7杯食べてもらう。」

陣「ウマイけどキーンと来ただな・・・」

凍「目的地は長く険しい程辿り着いた時の達成感が大きいものだ。」


蔵『こうして、陣おじいさんは幾多の困難を乗り越え、時には『偉大なる航路』を目指し、またある時には『天下一武道会』を勝ち抜き、

ようやくおちょんのいる『スズメのお宿』に辿り着きました。』


躯「ようこそ、移動旅館『スズメのお宿』へ。」

陣「ぜぇー、ぜぇー・・・やっと着いたべ・・・」

飛「これはこれは長旅でお疲れの様で。」

陣「旅館って泊るトコだべ?何で移動してるだ・・・」

飛「列車には寝台車、船舶には客船がある様に旅館だって動いたっていいだろ。」

陣「いや、動くのはいいんだけど場所が・・・」

躯「旅館だってたまにはあての無い旅にを出たいのさ。」


鈴駒「それじゃ予約したお客さんも遭難しますがな。」


蔵『ここのお宿は移動しっぱなしなので見つけるのが一苦労なのです。』


陣「なぁなぁ、ここで死々若・・・じゃなかった、オラのばあ様が働かせられてるって聞いて来たんだけど。」

躯「ああ、ではお前が噂の。ウチのスズメが世話になった様で。良かったら一泊していかないか?」

陣「いや、世話って言うかオラの奥さんがここに連れ去られて・・・」」

躯「当旅館はスズメの涙程の料金でプテラノドン級のサービスをモットーに経営していてな。」

陣「話し聞いて欲しいだべ。ここにオラの奥さん来てるはずだべ。」

躯「ああ、あの小さい新入りか。小さくて可愛いと客に人気があってな。」

陣「あれ薬でちっちゃくさせられたんだべ。」

躯「薬の効果が切れて大きくなっても今度は格好いいと人気でな。」

飛「売上が鰻登りの鯉の滝昇りなのだ。」

躯「そう言うわけで奴にはこのままここで働いてもらいたいんだがな。」

陣「そんな事言われても無理だべ。死々若はオラの奥さんだべ。」

鈴木「よく来たな!早速私の魅惑の舞いでもてなしてやろうぞ!」

死「迷惑極まりないと苦情が来るだろうが。」

陣「あっ、死々若ばあさん。オラ迎えに来ただよ。」

死「帰りたいのは山々なのだがコイツをどうにかしないとまたウチに居憑きかねなくてな。」

鈴木「↑の文章の一カ所の漢字変換がやや気になるが!!蔵馬!死々若と私が夫婦になってこの旅館を

継いでいくと言う事で締めようではないか!!」


蔵『こらこら、勝手に話をややこしくしないで下さい。』


鈴駒「いや、もう十分ややこしいから。」

幽「ややこしくないトコとややこしいトコの境目がねぇよ。」

飛「脚本書いてる奴が見境無いからな。」

蔵「どうでもよくなる事だってあるんです・・・よ?」


陣「たまには旅館も泊ってみてぇけど早く帰らないとサ○エさん始まるべ。」

躯「それならウチの旅館に宿泊して見ればいいだろ。ここはテレビだってあるんだからな。」

飛「100円入れるタイプだがな。」

躯「それは残念。ではうちの従業員が迷惑を掛けたお詫びに当旅館のサービスだけでも楽しんでくれ。」

陣「サービス?」

躯「そこに大小二つのつづらがある。好きな方を選んで土産にしてもらうと言う主旨だ。」

飛「ちなみに中身の善し悪しとつづらの大きさは無関係だ。」

陣「あっ、オラコレ知ってるだ!斧を選ぶ奴だべ!」

躯「その通り。片方には金の斧、もう片方には近所で農業をやっている小野さんが入ってる。」

陣「マジだべか!?」

躯「若干冗談だ。」

陣「びっくりしたべ。」

躯「飛影、準備は出来たか?」

飛「どちらかにお前が連れ戻しに来たお前の妻を入れた。もう片方の中身は秘密だ。」

陣「うぉっ。いつの間に。」

躯「旅館業はスピードも命でな。」

陣「むー、ここは死々若ばあさんを取り戻さなきゃだけど、もう片方も何が入ってるか気になるだな・・・」

躯「先日は雷おこしの様な顔と言うか耳元で雷が鳴っても平気で寝ていられそう奴が来た時には

『飛影の外見をした雪菜が入ったつづら』か『雪菜の外見をした飛影が入ったつづら』かを選んでもらった。」


幽「それって桑原・・・」


飛「そのお客様には丁重にお帰りいただいた・・・丁重にな・・・」

躯「とまぁそういうワケだ。

陣「コレ大きさと中身の大きさ関係あるだか?」

躯「まぁ、小さいつづらには小さい物が入ってるし、大きい方には大きい物が入ってるかもな。」

陣「じゃあオラこっちの大きいつづらが欲しいだ。凍矢が衣替えの時服しまうのに欲しがってたべ。」


鈴駒「死々若ばあさんは!?」


躯「本当にそっちのつづらでいいんだな?」

陣「ああ。何かこっちの方が死々若ばあさん入ってる気がするだべ。」


鈴木(くくく・・・残念だったな・・・大きい方のつづらには私が入っているのだよ・・・陣じいさん家に帰る道中こっそり

つづらの中から逃げ出して旅館に舞い戻れば私と死々若の夫婦旅館物語の始まりよ!)※←つづらの中から


陣「むー、でもこのまま手で持って帰るの大変そうだべ。あっ、そうだ、こんな事もあろうかと家から風呂敷持ってきたべ。」

躯「準備がいいな。」

蔵『陣じいさんは風呂敷でつづらを包み背負って帰ろうとしました。ところが包んだ瞬間つづらが消えてしまいました。』


陣「あれ?消えちったべ。」

躯「ほぉ、イリュージョン。」

蔵『おやおや、陣じいさんが家から持って来た風呂敷は『死出の羽衣』でした。それに包まれたつづらはどこかに行ってしまいました。』


躯「ここまで来させて手ぶらで帰すのは

飛「ならもう片方のつづらをやるしかあるまい。」

陣「何かわりぃだな。でもありがたくもらってくべ。死々若ちっちゃいままつづらに入ってただか。」

死「やはりここは昔話通り小さい方を選んだ方が良いと言う主旨を貫かねばな。」

陣「これにて一件落着だべ☆」


蔵『こうして、陣じいさんは無事死々若ばあさんを取り戻し、二人仲良く温泉に浸かって帰りましたとさ。めでたしめでたし。』







鈴木「はーはっはっはぁ!!ここがどこだか知らんがこの程度でくじける私ではないぞ!今度は鶴の恩返しにあやかって死々若を

いただきに行く!」

死「おい、大事なシーンが抜けてるぞ。この話の一番の見せ場は舌をちょん切る場面だろ。」

鈴木「違ーう!この話の教訓は小さいつづらを選ぶ謙虚さです!」

死「タイトル通り事を運ばねば『看板に偽りあり』と言われるだろうが。」

鈴木「『嘘も方便』ってことわざもあるだろ!」

死「おちょんだけにちょん切る・・・」

鈴木「上手くないから!そんなダジャレより仙台に行って美味しい牛タンご馳走するから!!」

死「鶏から牛に話題をごまかすな。」

酎「そう言いつつしっかりガイドブックに付箋貼ってるけどな。」

陣「フカヒレの店もチェックしてるだべ。」

鈴駒「気仙沼にも行く気満々!!」

凍「と言うか鈴木はいつの間に戻ってきたんだ・・・」







☆おまけ☆

黄「・・・・・・相も変わらずろくでもないオチだな・・・」

躯「いいんだよ。当旅館の三本柱は『嘘・大袈裟・紛らわしい』だから。」

飛「おかげで問い合わせ多数だ。」

鈴駒「それJ○ROに電話殺到してんだよ!」

蔵『世の中なんて嘘と大袈裟と紛らわしいが主成分なんですよ。』

凍「千年も生きるとそんな価値観になるのか・・・?」

蔵『おまけに人生は大抵踏んだり蹴ったりで出来ているんですよ。』

黄「私はお前に踏まれて蹴られたよ。」

蔵「まぁまぁ、黄泉もお土産にお一つどうです?」

黄「冥土の土産だろうが。」

躯「スポンサーのお前には特別につづらの中身を教えてやろう。片方にはこの劇の制作費の領収書が。」

飛「片方にはしらたきが入ってる。」

「どっちもいらんわ!!何だしらたきって!?」

躯「糸こんの事だろ。そんな事も知らないのか。だからお前はすき焼きの時肉の隣にしらたきを入れて肉を固くするんだよ。」

陣「へぇ〜、そんなんだ。適当に入れていいもんだと思ってたべ。」

鈴駒「知らなくても大丈夫だよ。ウチのすき焼きにはしらたきが固くするほど牛肉入ってないもの。」

死「皆無だな。」

黄「知ってるに決まってるだろ!私が聞きたいのは何故ここでしらたきが出てくるんだと言う事だ!!」

飛「響きが似てるだろ?したきりとしらたき。」

「どうせその糸こんも私持ちだろうが。」

飛「糸こん代くらい持てばいいだろ。」

躯「全く、気遣いと言うものが現代人の食物繊維摂取量並に不足してる奴だな。」

蔵「二人とも、あまり俺のスポンサーをいじめないでください。あっ、コレ次回の次回の童話シリーズの見積書です。」

黄「このシリーズそのものを終劇にしろ!!」






今度こそ終劇