〜15000Hit『乱でrunでランランラン♪』〜



蔵『さぁ!!前回からかなり間が空いてしまって申し訳ありません!!ラストを飾る競技は運動会の花形満的競技!

色別対抗リレーでーす!!』

鈴駒「何で満付けるの!?」

蔵『阪神が優勝したもので。それでは両チーム作戦会議にて走者の順番を決めて下さーい!!』




躯「いいか?認める気はさらさら無いがあっちのチームで一番速いのは黄泉だ。まず黄泉を殺り続いて・・・」

蔵『えー、躯さん躯さん?殺す順番でなくて走る順番を決めて下さいねー。』


黄「ふっ、リレーだと?どう見たってこちらのメンバーが速いでは無いか。」

凍「普通に走るだけのリレーならば・・・」

鈴駒「罠だの裏ルールだのはあったりまえに用意されてるよね。」

死「で?どうするんだ?やはり一番速いのを前に持っていくか?」

鈴木「いや、ここは美しい順番で走ると言うのはどうだ?」

鈴駒「それじゃアンタと酎の走る順番来ないでしょ。だからオイラ的には・・・」

凍「そうだな。じゃあここはあちらからの何らかの攻撃があると確定して・・・」

死「ならここはこうして・・・」





蔵『何やらリレーの作戦会議とは到底呼べない黒い会話が飛び交っていましたが両チームとも順番は決まりましたかー?』

コ「おのれらも黒い話をしていただろうに・・・」

幽「ああ、完璧な配置だぜ♪」

躯「ふん、それにこっちのチームには勝利の女神が三人も付いているからな。負けるワケがねぇだろ。」

「その通り!!雪菜さんがいて我々に敗北が光臨することなどあり得ない!!」

飛「ふん・・・後はお前が顔以外での失敗をしなければな・・・」

雪「躯さんも勝利の女神ですよ。」

螢「そうよね、最強の勝利の女神!」

ぼ「最強の女神が付いて負けるワケないさね♪」

蔵「ふっ・・・それで勝ったつもりですか?こっちにだって魔界を代表する貧乏神と疫病神がいるんですからね!!」

鈴駒「いやっ!!そんな神様誇らないで!!むしろ追っ払って!!」

「誰が貧乏神だ!!」

死「そうだ。貧乏神でなくてただの貧乏だ。」

陣「じゃあ疫病神って誰だべ?」

鈴木「それも黄泉に決まっているだろ。」

死「お前だお前。」

鈴木「何を言う!!私は皆に愛と幸せを運ぶ魔界のフェアリーだぞ!!」

死「お前からは哀と不幸しかもらってないわ!!」

鈴木「じゃあ酒と足臭いから酎も疫病神だ!!」

酎「勝手に仲間にしてんじゃねぇよ。第一俺が神ならバッカス(酒の神様)だろ。」

雪「そちらはいろんな神様がいらっしゃるんですね。」

凍「結論として言えるのはリレーの勝利に繋がる神は一人もいないと言うことだ。」

鈴駒「敗北の神っているのかな?」

陣「まぁ、とにかく楽しく頑張るべvv」



蔵「えー、では俺も競技に出ますので実況は交代交代と言う事で。」

幽『ウッス!えー、初っぱなは俺が実況するぜ!核弾頭的第一走者は蔵馬チームは黄泉!躯チームは大将躯!

どうやら互いに初めから飛ばし距離を離すリレー的にはまともな作戦に出るようだ!!』

修「パパがんばれー!!」

躯「ふっ、オレに離された距離が息子との距離だと思え。」

黄「甘いな・・・私と修羅の距離はいつだって0メートルだ・・・」

幽『二人とも準備はいいかー?じゃあスタートの合図はプーがやるからな!位置に着いてヨーイ・・・

プー

黄「何だこの気の抜ける合図は・・・」

酎「わりっ!!タイミング良く屁でちまったわ!!」

一同「「「「出すな!!」」」」

幽『うぅ・・・ケツにもラストを飾る競技的にも締まりのないスタートだが一瞬躊躇した黄泉が少し遅れてスタート!!』

黄「ちっ・・・何故私が屁如きで負けねばならぬのだー!!」

凍「本気を出させるきっかけは下らないがあの勢いはたいしたものだ!」

コ「凄まじい加速じゃ。遅れたがもう躯をとらえているの。」

幽『黄泉の父親の威厳回復と言わんばかりの猛攻!!一歩先に躯がコーナーを蹴った!!ついでに黄泉も蹴ったー!!』

「同じ事を二回やるな!!受けないだろうが!!そしてついでで蹴るなー!!」

躯「この場合ウケなどどうでもいい。お前が蹴っ飛ばされることにオレと読者の喜びがある!!」

蔵「躯・・・何て清々しいまでの反則を・・・尊敬に値しますね・・・」

コ「心配いらん。お前も負けとらんから。」

幽『さぁ!そんな二人からバトンを受け取るべく待ちかまえているのは最近は専ら呪氷剣より包丁を振り回す事が

多くなった主夫道が熱く燃える凍矢アーンド!体脂肪を燃やしたい螢子だー!!』

「なんですってー!!??」

陣「うわっ!!螢子ちゃんが燃えてるだ!!」

ぼ「ダメだよ螢子ちゃん!!あんま燃えちゃ雪菜ちゃん溶けちまうよ!」

飛「俺ですら焼け殺されそうだ・・・」

蔵「幽助ったら・・・またそんな事言って波動拳喰らっても知りませんよ・・・って、もう発射しちゃいましたねv」

飛「ねvってお前な・・・」

ちゅどーん

桑「おーい、生きてるかー・・・・」

鈴木『さぁ!こんがり焼けた浦飯に代わってこの美しい魔闘家鈴木!!美しい魔闘家鈴木が実況を務めるぞ!!』

死「誰かあいつを退場させてくれ。」

鈴駒「バトン渡し終えたらすぐポイだよ。」

躯「螢子!」

「はいっ!!」

鈴木『躯軍襷(たすき)が渡ったー!!』

陣「あれ?バトンじゃないだべか?」

凍「黄泉っ!!さっさとしろ!」

黄「好きで遅れたんじゃないわっ!ホラっ!とっとと行け!!」

陣「凍矢突っ走るだー!!」

ぼ「螢子ちゃんかっ飛ばせー!!」

飛「何をだ・・・」

鈴木『両チームとも次の走者にバトンタッチ!!凍矢ー!!お前の主婦の力見せてやれ!!』

コ「これ、実況が肩を持つでは無い。」

酎「行け行け凍矢!!お前の残りがほとんど無くなったチューブ歯磨きの絞り出す技術を見せてやれ!!」

死「確かにあの技術は神の領域だ・・・」

鈴駒「今その力不必要じゃん!!」

鈴木『そうこう私が美しいと言ってる間に凍矢が螢子ちゃんを抜いたー!やはりここの力は歴然としているのかー!』

躯「ふっ・・・計算のうちさ。」

凍「陣っ!!」

陣「ほいっ!!」

鈴木『陣凍矢からの愛のバトンをキャッチ!!死々若も後で私の愛のバトン受け取ってくれー!!』

死「明日の燃えるゴミに押し込んでやる。」

鈴駒「ダイオキシン発生するんじゃないの?」

螢「ぼたんさーん!ゴメン、抜かれちゃった。」

ぼ「なーに、遅れた分は取り戻せばいいさね。」

躯「そうだ。気にしなくていい。お前も十分速かったさ。」

修「うん、速かったねv」

螢「でも躯さんせっかくリード作ってくれたのに・・・」

躯「アレは黄泉を妨害出来れば良かったんだよ。もといあんなオヤジをお前達と走らせるワケにはいかないからな。」

黄「私を何だと思ってる・・・」

鈴駒「だからオヤジだって。」

鈴木『さぁ、陣が順調に走って行くー!待ち受けるは美しくない度NO.1の酎だ!!』

死「お前もお前でどこが美しいんだか・・・」

陣「酎ー!バトンターッチ!!」

酎「ここにタッチ!!任せとけっ!!うっ・・・!!」

凍「酎!どうした!?」

酎「今の今まで飲んでたからいきなり走ったら・・・!!※☆♪¥@§◆□(嘔吐中)


※お食事中の皆さん大変、大変申し訳ありません・・・


鈴駒「うわっ!!酎ゲロッた!!」

凍「バトンにかけるなー!!」

黄「新しいバトンを持ってこい!!」

蔵「置いてませんよ。ですから近くのスポーツ用品店まで走ってください。」

黄「予備位買っておけ!!」

蔵「だって俺のお小遣いの分取ったら予算無くなっちゃったし。」

躯「ふっ・・・やはりな。ぼたん、この隙に突っ込め。」

ぼ「あいよ!!」

鈴木『おーっと!ここで躯軍トップに躍り出たー!!だが私の銀河系一の美貌の座は譲らない!!』

死「どこをどう見たら美貌と言う単語が出現するんだか・・・」

鈴駒「幸せだよね・・・」

鈴木『この隙に躯軍コエンマまでバトンが回ったー!!どうした我がチーム!?』

酎「ったく、ほら買ってきたぜ!!次誰だよ!?」

鈴木『おーっと、黄泉軍次の走者が控えていない!!次の走者は・・・私かー!!

凍・死「「大馬鹿野郎!!」」

陣『じゃあ次オラ司会やるだ!!えっと本日は晴天なり戦日和なーり!!』

凍「陣・・・とっとと実況しろ・・・」

陣『えっと、どうやって言えばいいだかな、鈴木頑張るだー!!』

躯「その前にそこの酔っ払い一周してからバトンだぜ?」

酎「えっ!?俺これ30Km先まで行って買ってきたんだぜ!?」

躯「そんなの知るか。さっさとしないと遅れるぞ。」

陣『酎!早く一周するだ!!コエンマあんま早くねーだ!!』

コ「わしはお前達と育ちが違うのじゃ!!」

ぼ「コエンマ様運動不足ですよー。」

飛「単に歳なんだろ。」

躯「何か言ったか?」

飛「・・・・・」

陣『酎ようやく鈴木へバトンタッチ!!』

鈴木「遅いぞ!酎!」

酎「お前に言われたかねぇよ!!」

鈴木「死々若ー!!今このバトンをお前の元に愛を添えて届けるからなー!!」

「いらん。」

蔵「ダメですよ、どんなに嫌でも次に繋がないと優勝賞金取られちゃうでしょ。」

幽「ほんっとにスポーツマンシップのない競技で・・・」

陣『コエンマゼーハーゼーハーで雪菜ちゃんにバトンタッチ!』

桑「雪菜さーん!!桑原和真根性で応援いたしまーす!!」

コ「ぜぇぜぇ・・・全く・・・ワシにこんな事させて・・・」

ぼ「普段仕事しないんだからこの位してくださいな。」

鈴木「死々若ー!!受け取れ!愛のバトーンターッチ!!」

陣『鈴木大きく振りかぶって第一球投げた!!死々若打ったー!!』

黄「打つなー!!」

陣『球もといバトンはキレイな弧を描いてバックスタンドへ!!』

幽「いつから球場になったんだよ!?」

凍「死々若!!嫌なのはよく分かる!!だが鈴駒に繋げ!!俺達の食費のために!!」

死「あっ・・・・」

食費のために・・・

食費のために・・・

食費のために!!

死「凍矢すまなかった!!鈴木!さっさとバトン持ってこい!!」

鈴木「お前が打ったんだろうが!!」

陣『むー、死々若と鈴木がもめてる間に!!』

鈴木「どっちかというと揉みあいたい!!」

死「黙って取ってこい!!」

陣『雪菜ちゃんから飛影にバトンタッチ!!』

雪「飛影さん、お願いします。」

飛「・・・ああ・・・」

陣『おおー!!やっぱり飛影早いだなー。』

躯「ほんとに・・・身長もあれくらいの早さで伸びりゃいいいのに・・・」

幽「躯・・・そりゃー無理だ・・・」

陣『死々若ー!!ファイトー!!』

凍「行け・・・!!我らが食費のために!」

鈴駒「凍矢・・・かっこいいけどかっこ悪い・・・」

幽「行っけー!飛影!!」

飛「ほら、受け取れ。潰れ顔。」

桑「てめーはバトン渡すだけでいちいち悪態つくんか!?ああ!!?」

飛「わざわざ運んでやったんだ。感謝しろ。」

桑「するか!!俺は雪菜さんからバトンが欲しかったんでぃ!!」

幽「オメェらンなトコでケンカしてんじゃぇよ!!やるなら両国国技館まで行け!!」

鈴駒「わざわざ両国まで行くの!?」

死「鈴駒!!」

修「あっ、飛影達がケンカしてる間に追いついたv」

鈴駒「あいよっ!!」

黄「行け!鈴駒!!」

螢「結局並んだね。」

ぼ「でもなーんでか白熱とか言えない気分だねー。」

黄「黒い奴が数名いるからだろ・・・」

蔵「呼びました?」躯「呼んだか?」

黄「・・・・」

桑「こうしちゃいらんね!!雪菜さん!!俺はあなたのためにこのバトンをお届けする事を誓いまーす!!」

鈴駒「へっへへーんvvアンタじゃオイラには追いつけないよ〜んだ。」

ぼ『えー、ここで司会をバトンタッチでぼたんちゃんがお送りするよ〜!!えー、桑ちゃんがすんごい形相で

鈴駒君に迫ってるよー!』

飛「あの顔はもう警察沙汰並の顔だな。」

幽「あの顔見たら110番って感じだよな。」

蔵「味方に向かって何て事言うんですか二人とも。」

黄「・・・・」

ぼ『桑ちゃん、顔で怒濤の追い上げを見せ、ほぼ同時に次へバトンタッチ!!』

桑「顔は関係ねぇだろ!!」

飛「大ありだ。」

コ「うむ。あの顔ではS級妖怪も腰抜かすわ。」

幽「蔵馬!わりぃけど抜かしてもうらうぜ!」

蔵「ふふっ、そう簡単には抜かれませんよ?」

ぼ『本編では戦歴の無い二人だけど、なかなか良い走りを見せておりまーす!!』

凍「次はいよいよアンカーか。」

酎「突っ込め蔵馬ー!!」

躯「さて・・・そろそろ・・・」

螢「えっ?」

黄「さぁ!!修羅アンカーだぞ!・・・って修羅どこに行った!?」

雪「修羅君ならおトイレに行きましたけど・・・」

ぼ「躯さんが連れてったさね。」

黄「どうするのだ蔵馬!!」

蔵「仕方ないですね、黄泉!代わりに走ってください!!」

「分かった!!ここは父親の威厳の見せ所!!」

ぼ「急遽アンカーは修羅君に代わって父親の黄泉様がアンカー走ります!!」

幽「プー!!俺の分身の力見せてやれ!!」

プ「プー!!」

ぼ『さぁ!!ラストを飾るアンカーに先にバトンタッチするのは幽助だー!!』

蔵「黄泉!!ここで決めないと離婚ですからね!!」

鈴駒「離婚!?」

ぼ『蔵馬も一歩遅れて黄泉にバトンタッチ!!』

プ「ププー!!」

螢「ああ!プーちゃん越されちゃった!!」

雪「プーさん・・・」

躯「おい、螢子、雪菜こっちこい。」

螢・雪「「えっ?」」





黄「はっはっは!!私が霊界獣ごときに負けるものか!!この勝負私の勝ちだー!!」



かちっ



黄「・・・かちっ?」



ちゅどーん





『おーっと!!ここでコースが大爆発!!』

凍「何だと!?」

陣「ふわ〜、びっくりしただな〜。」

鈴駒「陣がオイラと凍矢連れて飛んでくれて助かったよ。死々若は?」

死「平気だ。」←チビ化して飛んでる

桑「げほっ・・・雪菜さん!!雪菜さんどこにおわしますか!?」

雪「和真さん、みなさん大丈夫ですか!?」

幽「ごほっ、ごほっ・・・おいおい・・・」

躯「おい、何事だ。何だこの土煙は。」

「お前の仕業だろうが!!」

躯「何言ってやがる。オレは修羅と螢子と雪菜と遠隔操作でぼたんの周りに防護壁張ってトイレに行ってただけだ。」

「起爆しに行ってたんだろ!!」

躯「何を証拠に・・・だったら蔵馬も疑えよ。立派な容疑者候補だぜ?」

黄「何で味方が味方を攻撃するんだ!?」

蔵「ちっ・・・起爆し損ねた・・・」

黄「・・・・」

飛「・・・ごほっ・・・どうでも言い訳ではないが結局勝ち負けはどうするんだ・・・」

ぼ「うーん、どっちもゴールしてないしねぃ。」

鈴駒「普通に考えれば反則負けなんでない?」

躯「ここは平等に引き分けと言う事でどうだ?」

蔵「それもそうですね。要は勝利より賞金がもらえりゃいいんですから。」

「お前らにはスポーツマンシップに則る(のっとる)と言う気持ちは微塵も無いのか!?」

蔵「って言うか・・・」

蔵・躯「お前を乗っ取った方が早い。」

黄「・・・・・」









後日、躯様と蔵馬の示談により双方のメンバーに賞金が分配されたそうな・・・

そして黄泉様は貯金も涙も枯れ果てたとか・・・






15000Hitでした!!大変×1000長らくお待たせしてすみませんでした!!(土下座)

種目は三個だけなのにこんなに長くなってしまいました・・・

そしてあまり陣凍を入れられなかった・・・反省ばかりです・・・

本当に遅くなってしまいましたがALYSSA様リクエストありがとうございました!!