-9000Hit-〜『死々雪姫』〜上巻
蔵「はーい、『なんちゃって童話シリーズ』も第三弾まで来ましたね〜。と言うわけで、第四弾行きまーす!」 鈴駒「なんかずれてない!?その日本語!!」 飛「いつだってずれてるだろ。コイツは。」 蔵「まぁまぁ、気にしないでください。今回はし・・・」 死「帰る。」 蔵「幽助!!捕まえてください!!」 幽「うすっ!!」 死「は、離せ!俺は帰る!!」 蔵「やだなぁ〜、まだ「し」としか言ってないじゃないですか〜。」 躯「その顔はどう見ても何かを企んでる顔だけどな。」 死「いやな予感がする・・・」 鈴木「はっはっは!気の迷い気の迷い!!」 陣「今回は何だべ?」 蔵「はいっ!『白雪姫』ですっ!」 死「激しく反対する!!」 蔵「ダメです。クライアントの要求には応えねばなりません。本当はかぐや姫だったんですけど 諸事情により白雪姫になったんです。」 鈴木「そうだぞ。私なぞ特注で十二単作ったのに。」 死「知るかそんなん!俺にだって拒否権というものがある!!」 蔵「与えません。」 鈴駒「即答!?」 酎「死々若、少し落ち着けって。」 陣「それにまだ配役だって決まってないべ。」 黄「そうだぞ。逃亡するのはそれからでもいいだろ。」 死「それじゃ手遅れになるだろうが・・・」 凍「心中察するぞ・・・死々若・・・」 蔵「はいっ。ではさくさく行きましょう!コレが台本と配役です。いや〜、俺も大分脚本に慣れてきましたね。」 凍「脚本じゃなくて脚色だろ・・・」 白雪姫:死々若丸 王子:鈴木 いじわるお妃様:躯 小人@:飛影 小人A:酎 小人B:陣 小人C:凍矢 小人D:鈴駒 小人E:幽助 小人F:コエンマ 鏡:奇淋 兵士:時雨 死「やっぱりやるのは俺じゃないか!!鈴木が死んでもお断りだ!!」 蔵「逃がしはしませんよ!!ハァッ!!(投げ縄)」 死「何で俺がまた女装しなきゃならん!お前だって凍矢だっているじゃないか!!」 蔵「俺はナレーションだからダメですよ。それに鈴木に凍矢の唇を奪われても良いんですか?」 死「ぐっ・・・」 躯「まっ、美形の宿命だな。」 死「だったら飛影とお前でやればいいだろ・・・」 飛「なっ!!(///)←もろ赤面中」 躯「嫌だ。オレはお前か凍矢のが見たい。」 死「・・・だいたい何で鈴木が王子なんだ・・・これじゃあシンデレラと変わらん・・・」 鈴木「何でって、美しい私とお前は結ばれる運命だからに決まっているだろう。」 死「認めるか!!そんなおぞましくて気色悪くて汚らわしいモノ!!八つ裂きにして不燃ゴミに出してやる・・・」 凍「これでもかって程罵ったな・・・」 飛「無理もない。」 蔵「じゃあ第二候補の酎にやってもらいます?どっちでもいいですよ。」 死「何だその究極の選択は・・・」 陣「じゃあ、桑原呼んで、酎が王子サマで、桑原が白雪姫ってのはどうだべ?」 ※王子(酎)が白雪姫(桑原)にキスしてるシーンを想像してしまい、 陣を除く一同が嘔吐中なのでしばらくお待ち下さい。
凍「陣!!全人類に吐き気を催させることを言うな!!」
幽「あー・・・また死ぬかと思った・・・」
飛「おぞましい・・・あのつぶれ顔・・・」
躯「初めて三途の川を見た・・・」
酎「俺今夜の酒いらね・・・」
鈴木「死々若と酎ならまだ美女と野獣で済むが、桑原と酎じゃエイリアンとヘドロだ!!」
陣「ありゃ?そんなにダメだったべか?」
鈴木「不芸術だ不芸術!!」
鈴駒「不芸術!?」
蔵「全く・・・始める前からダメージ二億なコトを・・・」
その頃・・・
桑「ぶえっくし!!!」
雪「和真さん、風邪ですか?」
静「おかしいねー、バカは風邪ひかないはずなのに。」
桑「俺だってくしゃみくらいするわぃ!でもなんかすっげぇー悪寒がした・・・」
雪「早く寝た方がいいですよ?酷くなったら大変です。」
桑「いや〜、雪菜さんが看病してくださるのならいくらでも風邪を引きたいであります!!」
静「大丈夫よ、アンタバカだから。」
死「分かった・・・分かったからさっさとやろう・・・もうどーでもいい・・・」
凍「偉いぞ死々若・・・お前は世界を平和に導いた・・・」
幽「ところで何でコエンマいんの?」
コ「ワシだって来たくて来たのではない!人手が足りんというので蔵馬から力を貸してくれと
頼まれたのだ。これでも忙しいんじゃぞぃ。」
飛「嘘付け。前のだって霊界テレビで見てたくせに。」
コ「い、いや〜、アレは電波の調子を確かめようとしてだな・・・」
修「ね〜、劇まだ〜?」
黄「段取りがなってないぞ。」
躯「あの野郎、今回出ないからって調子こきやがって・・・」
蔵「ほらほら、修羅がぐずってますから早速始めましょう!」
続く・・・
次はいよいよ本編に入ります。お楽しみに☆