修「へぇ〜、螢子って言うんだ。僕修羅って言うの。よろしくね♪」
螢「よろしくね修羅君。ん?この角は・・・もしかして陣君の弟?」
修「違うよ〜、陣は僕のパパの元部下だよ。でもいっぱい遊んでくれるんだ。」
死「精神年齢一緒だからな・・・・」
修「んでアレがパパ。」
飛「あそこで血まみれになりながら愛想笑い浮かべてるヤツのことか。」
凍「元上司と言ってものぞきはいかん。恥を知れ。」
黄「躯、さすがは元三竦みの相手・・・その実力には敬服する。だが目の見えない私にここまですることなかろう!!!」
躯「黙れ御法度野郎。もう少しで螢子に気色悪いモノ見せるとこだったぜ。修羅に悪影響だ。」
黄「気色悪いだと?男の勲章に失礼な!貴様の部下なんかより価値のあるものなんだぞ!!貴様の部下のは・・・」
躯「でかけりゃいいってモンじゃねぇだろ。だいたいメシ時に下品な話するなバカ。」
陣「なぁなぁ何の話してるだ?でかいって何がだべ?」
凍「気にするな陣。お前には関係ない話だ。(そしてお前はでかい方だ・・・)」
修「ねぇねぇ、螢子って浦飯のお嫁さんなの?やめた方がいいよあんなヤツ。浦飯にはもったいないもん。」
螢「修羅君はあんな風になっちゃだめよ?」
修「は〜い。」
幽『ホレ、終わったことはトイレに流して宴会すんぞ、宴会!!今夜は無礼講だ!騒げ騒げ〜!!』
陣「どんどんぱふぱふ〜!!!!」
修「わ〜い!」
飛「くっ・・・何でコイツらはこう騒々しいんだ・・・」
躯「いいじゃないか、たまにはこういうのも。」
幽『飛影!躯の浴衣姿に鼻の下のばすなよ〜?』
飛「貴様と一緒にするな!!」
陣「凍矢〜、浴衣ダボダボだべ。子供用のにしたほうがよくねぇべか?飛影も・・・」
凍・飛「「余計なお世話だ」」
陣「ひっ!!」
躯「ふふ、かわいいぞ飛影。」
飛「かわいい言うな!!殺すぞ貴様!!」
幽「照れるなって。ひ・え・い?」
飛(あとで熱湯地獄に突き落としてくれる・・・)
螢「あっ、私つぎますね。」
酎「おっ!さんきゅ〜螢子ちゃん。」
死「かたじけない。」
黄「これはどうも。」
鈴木「さぁ、みんな杯を出せ。私が美しく注いでやろう。」
鈴木「こらっ!貴様ら何で杯を隠す!?」
死「自分の胸に聞け。無駄だがな。」
鈴駒「オイラはジュースだから。」
陣「オラもだべ。」
修「じゃあ僕躯と螢子のついであげる。」
螢「ありがとう修羅君。」
黄「修羅!パパにはついでくれないのかい!?」
修「だってパパのもう入ってるじゃない。」
躯「修羅、こっちで一緒に食べような。あっちだと食い物とられるぞ。」
修「うん!ねぇ、このエビ天もらっていい?」
螢「いいよ。他にも好きなのあったらあげるよ。」
修「わ〜い!螢子と躯だ〜い好き!」
陣「凍矢〜、オラこの漬け物欲しいだ!」
凍「じゃあこのつくねと交換な。」
幽『みんなコップ持ったな?そんじゃあ・・・かんぱーい!!!』
一同『かんぱーい!!!』
酎「うぃ〜、うめぇ〜。やっぱかわいこちゃんにお酌してもらうとちがうね〜。」
鈴駒「また出たよ、この酔っ払い節。みんな気を付けてね。コイツヒートupすると脱ぐから。」
鈴木「はっはっは!心配ご無用だ!そんな下卑た(げびた)ものには私のナイスバディで癒してやろう!」
凍「ぐはっ!!」
鈴木「そこ!吐くんじゃない!!」
飛「吐くなと言う方が無理だ。」
陣「ふがっ!」
死「どうした陣。」
陣「ひゃひみにわひゃひぃひゅひぇひっは!!(訳:刺身にわさびつけちった!!)」
凍「陣、お前わさびダメなんだから気を付けろ。ほらジュース。」
陣「う〜、舌がつーんとするだ・・・」
鈴木「陣、これはつーんとこないわさびだ。」
陣「ほんとだべか?」
死「陣、つーんと来ないのは確かだがそれはわさびじゃない証拠だぞ。」
凍「だいたいつーんとこさせるためにわさびつけるんだろうが。意味無いぞ。」
躯「うん、うまい。」
螢「躯さんお刺身好き?」
躯「初めて食ったがうまい。でも何で刺身って言うんだ?別に刺してないんだろ?」
幽「言われてみればそうだな。刺した身じゃなくて切った身だよな。」
鈴駒「大きさ以外は普通の切り身と変わんないよね。」
飛「ふっ、そんなことも知らんのか。」
凍「ならお前は知ってるのか?飛影。」
飛「知らん。」
一同こける
黄「まぁうまいんだからそれでいいじゃないか。」
凍「蔵馬なら知ってそうだな。」
飛「ダメだ。あいつはうんちくが長い。」
幽「海藤も知ってそうだな。」
酎「しかしわさびがダメっつーのはガキの証拠だぜ?陣。」
陣「んー、だってわさびの味しかしねぇだよ〜。」
螢「躯さんわさび平気?」
躯「ああ、コレ付けたほうが美味い。酒にも合う。」
飛「・・・・・・ぐっ!」
凍「飛影、そんな涙目になってまで食うこと無いだろ・・・」
飛「うるさい・・・」
幽「飛影って変な所でがんばり屋さんなんだよな。」
鈴木「はっはっは!みんなだらしないぞ、わさびぐらいで・・・ごふっ!!」
死「うるさいぞ鈴木。そして吹き出すな、汚い。」
鈴木「ひひわは!ほへわはひふへふひは!!(訳:死々若!これわさび付けすぎだ!!)」
死「何を言う。わさびには殺菌作用があるんだぞ。ちょうどいいだろ。」
鈴木「わらひははいひんひゃ!?(訳:私はバイキンか!?)」
鈴駒「当たらずといえども遠からず〜ってとこかね?」
酎「オラオラ〜、酒足りねーぞ!酒!!酒屋ごと持ってこーい!!」
死「店ごと持ってきてどうするんだ。」
鈴駒「あいつならいけると思うよ・・・」
幽「俺は甘ったるい酒はパスだな。」
凍「っていうかお前未成年じゃないのか?」
幽「魔界に法律はあっりませーん。」
死「ここは人間界じゃないか・・・」
飛「貴様ら静かにしろ!これからカニを食うんだからな!」
陣「飛影気合い入ってるだな〜。」
もくもくもくもく・・・(カニむきタイム)
凍「何故人はカニをむくとき静かになるのだろう・・・」
螢「やった〜、きれいにとれた!」
躯「オレも。きれいに取れると気分がいいな。」
修「あ〜ん、僕失敗しちゃったよ〜。」
螢「じゃあ次とってあげるね。」
陣「う〜、オラもうまくいかなかったべ〜。でもほじくってぜんぶ食うだ!」
凍「それもまたカニ道だ。」
飛「くっ・・・!ぺろんといかん・・・」
躯「飛影、こっちのうまくむけたヤツやろうか?」
飛「フン、貴様からの施し(ほどこし)なぞ受けん。」
躯「なら修羅にあげるか。修羅、あ〜ん。」
修「あ〜ん♪」
飛「貴様・・・!(俺だってあーんしてもらったことないのに!!)」
幽「飛影、ガキ相手に嫉妬すんなよ。みっともねーぞ。」
飛「違う!俺はカニに嫉妬してるんだ・・・!なぜうまくむけんのだ、くっそー・・・」
死「それはそれでみっともないぞ・・・」
黄「躯、修羅をあまり甘やかさんでくれないか?癖になったら困るのでな。」
躯「だったらカニの身きれいにむけよ。不器用オヤジ。」
陣「んしょ・・やったべ!今度はうまくむけただ!しかも大きいべ〜。(パクッ)あぐあぐ。」
幽「陣、いつもそんなカンジで凍矢のしゃぶっ・・・ごはっっっっっっっ!!!!」
螢「この大バカアホ幽助!!ご飯時に何言ってんの!!!」
陣「ほえっ?オラが凍矢の何をしゃぶるだ?夏ならひんやりしてるからぺろっとしたくなるけど。」
凍「・・・陣、お前は知らなくていい・・・」
陣「難しい話なのか?」
酎「がっはっはっは!!盛り上がってきたな!ヒック。」
鈴駒「あ〜あ、こっちも出来上がっちゃってまぁ・・・」
鈴木「みんなもっと私の美しさを褒め称えろ!!はっはっは!!」
死「どさくさに紛れて抜かすな。斬るぞ。」
凍「はぁ、このメンツだと静けさというものがないな。」
陣「でも楽しいだべ。オラ凍矢・・・みんなと一緒に温泉入ったりご飯食ったりできて楽しいべ!凍矢は楽しくないだか?」
凍「いや、楽しいさ・・・」
本当に・・・ 楽しいと思う・・・
なぁ?
陣・・・
第四話に続く・・・
は〜い、温泉ギャグ話第三話です。旅館の晩ご飯と言ったら刺身かなと思いましてね。
ちなみに私は異常なまでの偏食ぶりなのでその昔、北海道に行ったとき食べられるおかずがあんまり無いので
甘エビの刺身三匹でご飯三杯食べたとう想い出があります。
そしてカニも大好きですよ〜。全部ほじってから食べるのが好きです。
さ〜て次は最高級の二人部屋を賭けて一行に勝負してもらいます。優勝するのはあの二人!(誰や)
しかし長くなって申し訳ないです〜。でもお付き合い頂ければ幸いです。第四話お楽しみに! 殿